新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

選挙演説のヤジ(というよりは妨害)の排除に思うこと。

札幌市での安倍総理の選挙演説中に、「アベ辞めろ」を大声で連呼していた者が警察に排除されました。
増税止めろ」とか叫んでいた者も排除されたという情報もあります。
これについて、盛んに批判している人達がいます。恐ろしい世の中になる、独裁だ、言論弾圧だ、警察が政権に忖度した……色々言ってます。
有田芳生参議院議席にに至っては、ヘイトスピーチをしている連中には過剰な警備をするくせに、ヤジっただけで排除とはおかしい、法務委員会で追及する、とまでツイートしています。
まあ、有田氏はたぶん「韓国に経済制裁しろ」もヘイトスピーチだと言いそうな気がします…それは流石に言わないかなあ。

兎に角、煩くて演説が聞こえないのです。選挙演説を聞きに来ている人の邪魔をするのも許されるという事になりますよね、あの叫んでるのが許されるなら。
どういう理論なんでしょうね、周りを無視して怒鳴り続けるのは。
これが選挙運動に対してさえ許されるなら、通常の演説や講演会にまで及び、反論も別意見さえも言えなくなって行くでしょう。

何を選択するかは自由ですが、発言させないという自由はありません。
何を聞くかも自由です。当然、「◯◯を殺せ!」と煽動する様な話を聞きに行くのも自由です。
まあ、「殺せ!」なんて言って煽動する奴は捕まる目に合うでしょうが。

今回の警察の行為は間違ってはいないと思います。
安倍氏に忖度したかどうかは知りませんが、あれは発言する方と聞く方両方を妨害していますし、今後の事も考えると他の都府県警察も見習って欲しく思います。