新年一発目はオカルト系のお話。
アストラル界という世界が在ります。在るとはいっても証明はできないんですけど。
アストラル界というのは、日本では幽界と呼んでいる世界です。
因みに、霊界というのは幽霊より格上の霊が居る世界で、幽界で地上界の垢が落ちた霊は霊界へ上がって行くそうです。
肉体が機能を止める(つまり死ぬ)と、先ずは幽霊へと行きます。
ここで地上界の垢が落ちるまで生活します。
しかし、幽界にはそういう霊達ばかりではなく、肉体が生きているのに肉体から抜け出した霊もやって来ます。いわゆる幽体離脱した人達も入れかわり立ちかわりやって来ます。
幽体離脱した霊は、肉体が機能を停止したわけではありませんから、肉体と紐で繋がっているので、見る人が見れば違いはわかるのだとか。
この紐は、頭と腹部から紐が出ていて、何処までも延びるし絡まりもしないのだそうな。
幽体離脱は、実は誰もが経験しているんだそうで、寝ている間に幽体離脱してるんだそうです。
ただし、幽体離脱して見た記憶は、体に戻ったあと脳を通して処理される為、脳が上手く処理できない事から見た事を思い出す事ができないのです。
上手く処理できない為にヘンテコリンな夢になったり、大抵は忘れてしまって思い出せないのです。
しかし、幽体離脱したり肉体が死んで肉体と切れてしまえば思い出すそうです。
死んだ後混乱しない為に、寝ている時に少しずつあの世の様子を学習しているんだとか。
さてこの幽体離脱、大抵の人は寝入ってからの離脱であるので、覚醒している状態で自分の意思で「よいしょ！」と行えるわけではありません。
でも、霊としての意識自体は寝ているわけではありませんから、肉体意識が寝入った後も霊の意識は覚醒したままなので、幽体離脱は自分の意識で行っているという事ではあります。
なんかややこしい話ではありますが、肉体を持って生活している人のほとんどは、肉体が寝入らない状態で意識的に幽体離脱はできない、という事です。
しかし、肉体が寝入らないうちに自分の意思で幽体離脱できる人が少しばかり増えて来たみたいなのです。
YouTubeで、幽体離脱ができる様になる訓練方法をザックリ話してる人がいました。
オカルト系雑誌の編集長だという女性の方が話していました。
肉体意識で幽体離脱できるので、やってみたい事をやってみて、覚えたまま帰って来れるんだそうです。勿論、単に不思議なその世界の光景も覚えて帰って来れるんだとか。
……マジか……
元々、霊能者といわれる人はそういう事のできる人達がいるそうです。
霊能者レベルまでは行かなくても、霊感の強い人の中には意識した幽体離脱はできなくても離脱した時の光景を時々覚えている人もいます。最近はＴＶを視ないので姿をみませんが、タレントの森口博子という人は、天井から自分の寝てる姿をちょくちょく見るので慣れっこだ、と言ってます。
さて、少しばかり増えて来てるという肉体意識を持ったまま幽体離脱できる人達には、飛んでもない事をする人も出てきたのだとか。
何が飛んでもないかって、それは『レイプ』。
幽体離脱すると、寝ている人を見た時に幽体離脱してるかしてないか分かります。幽体離脱すると霊が視える様になるので、寝ている人から２本の紐(魂の緒・シルバーコード)が延びていれば幽体離脱中と分かります。で、離脱していない女性を犯すんだとか。
女性なら男性を犯すという事になります。犯された方は悪夢を見るらしいです。
それが本当なら、ゆゆしき問題ですね。
セックス欲は肉体本能から出るものであり、霊体自体にはセックスは必要ありません。死んで霊になってもセックスをしたがるのは肉体を持っていた時の垢ですから、垢は落とさなければならないのであり、幽界は垢を落とす世界です。
そういう世界に、肉体の死んでいない幽体離脱しただけの、欲を制御する気のない連中が乗り込んで来たら、幽界の最下層部はますます混乱するでしょうね。邪悪霊や愉快霊には好ましい連中という事になるでしょう。
幽体離脱した者同士でセックスすると、その感覚は肉体同士のセックスの比ではないのだとか。
そのセックスを『アストラルセックス』と呼ぶのだそうです。
スピリチュアリズムから観れば、大問題が起きている事になります。
セックスを求めるのは肉欲中心主義という事になりますから、霊中心主義である霊界の法則には反する事になります。
霊界に住まう霊(高級霊という)は、霊主肉従を地上世界に働きかけ、人の本来の住まう世界である霊界で更なる霊性の向上が目指せるよう活動しているそうです。
肉体を持っていても、性欲は必要最低限で制御するよう努力しなければならず、奔放？なセックスは法則に反するのでカルマになって苦しむ事になるそうですから、霊性の向上が停滞してしまうのだと。
そんな事にならない様、少しでも制御してもらうよう働きかけ続けているそうですが、いわば霊の世界に攻め込まれている様な自体が出て来た事になります。
アストラルセックス……女性編集長は楽しげに言ってましたが、いいのかなあ、それ。
因みに、この女性編集長はまだアストラルセックスの経験は無いらしいです。
