新兵衛の覚え書き

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イタリアの武漢コロナ致死率6%超える

イタリアのChina武漢コロナウイルス感染者は、ついに1万人を超えました。死亡者は633人で、致死率は6.2%です。
日本は、感染者570人で死亡者10人なので、致死率は1.7%です。
日本の感染者数が少ないのは、感染を疑う症状のある人にしか検査を行っていないからでしょうね。
感染者数自体は、日本もイタリアと変わらないのかもしれません。

感染者はどのぐらいの確率で重症化するのでしょう。肺炎を起こす人はどのぐらいの確率なんでしょう。
肺炎に至れば、若かろうが入院させた方が良いですが、肺炎に至っていなくても入院させていたら病床が足りるわけがありませんから、日本の一般医療機関なら自宅療養させる可能性は高いかもしれません。
何せ治療薬があるわけでもありませんから、症状の軽い人を入院させてはいられないですからね。
感染者を隔離するという目的なら、症状の軽い人は公的に別な場所を用意してもらわないと、医療現場は崩壊してしまうでしょう。
イタリアは崩壊してしまった様です。

日本の、China武漢コロナウイルス感染者の致死率は現在1.7%ですが、イタリアに比べ検査数が圧倒的に少ない為に母数(感染者数)が少ないにもかかわらず、致死率がイタリアよりも随分少ないのは何故なんでしょう。
ガンガン検査しているイタリアは、母数が日本の18倍近くになっていますが、死亡者数は63.3倍になっています。致死率でも3.6倍です。
日本にも中国人旅行者は大量に来ていましたから、実際の感染者はイタリアと同じぐらい居てもおかしくないんです。
なのに、死亡者が少ないのは何故なんでしょう。

もしかしたら、感染者自体も少ないのかもしれません。
昨年から今年にかけての日本国内のインフルエンザウイルス感染者数は、例年の如く勢いよく上昇カーブを描いていたそうです。
ところが、China武漢コロナウイルスが取り沙汰される様になった頃から、例年には見られない様な数に減ったとの事。
「何?これ」という様なブレーキのかかりかただそうです。
「なんか中国でどんどん死んでるらしい」ってんで、いつもは手指衛生もうがいもしない人までがセッセと行う様になったからではないか、との推測もされています。
普段行っている人でも、よりマメに行う人が増えたのもあるかもしれません。
それが、China武漢コロナウイルスの感染者数が少ない原因かも。

ライブハウスだのイベントだのでインフルエンザには感染して来たわけですから、この新型コロナウイルスにも感染しないわけはないので、「インフルエンザが流行っていても自粛などしていなかったのに」という声があちこちから挙がっても良さそうですが、あまり聞きません。
そりゃあそうです、致死率が桁違いですから。
昨年のインフルエンザによる年間死亡者数は3千数百人で、致死率0.03%程度と言われています。
高齢者だけで見ると0.3%だとか。
単純には言えませんが、それと新型コロナを比べれば、致死率は二桁も違います。
恐いですよね、全体の率に比べて高齢者は更に1桁多いんですから。

ただし、致死率がどのぐらいかはまだ分からないと言って良いのです、新型ウイルス相手ですから。
終息してからでないとそれなりな数字は出せないですから、現在の状況で判断するしかありません。
日本が、医療崩壊を起こさないまま終息できたら、その後の対策に大変役立つデータを提供できるでしょうね。

中国が、どの程度のデータどりをしているかは分かりませんが、共産党が消えて民主化でもされない限り、中国からのデータ提供は期待できるとは思えませんので、日本やイタリアはじめ、各国力を合わせてChina武漢コロナウイルスに立ち向かえるよう願います。