新兵衛の覚え書き

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China武漢コロナウイルスでの死亡者数、日本は何故少ないのか

韓国は、致死率が1%です(3月19日午前0時で)。
感染者数約8500人で死亡者92人で、18日までは1%を下回っていました。
積極的に検査を行っているので感染者数はどんどん増えましたが、死亡者が少なく、当初は0.3%とか0.4%あたりだったと思います。
少しずつ率は上がって来ていましたが、僅かでした。
ところが、0.6%ぐらいから率の上昇が速くなり、とうとう1%を超えてしまいました。
TV朝日での報道で、大邱で入院待ちの感染者が300人居ると知り、致死率は上がって来るかもしれないとは思っていました。
軽症者の人もどんどん入院させた為満床となり、入院出来ない人が300人も居るとの事ですが、この中には重症者も居るのではないか、と思ったのです。
入院できない重症者は、これからどんどん亡くなっていくかもしれません。
重症者の為にベッドをあけてくれと要請され、断っている患者達が居ると聞きますから、切羽詰まってきた重症患者がそれなりにいるという事です。入院して管理した方が助かる確率が高いのですが、入院しないでいると死ぬ確率が高くなります。新型コロナウイルスではなくても、肺炎になれば命の危険が高いですから、重症化したら入院させなきゃヤバイのです。
待機している感染者の中で、どのくらい重症な人が居るかはわかりませんが、80%が軽症で終わるという話から計算すれば、待機300人中60人は重症化する可能性があります。
先に収容された軽症の人達だって症状が続く限り、いつ重症化するか分かりませんから退院したくないでしょう。
未知のウイルスなので、死ぬかもしれないという恐怖から、重症患者にベッドをあけてくれと言われて「はい、わかりました」と承知できるわけがありません。
イタリアでは、自宅待機中に重篤になり亡くなっていく人が多数いると聞きますが、韓国でもその現象が起きているのではなかろうか……これも医療崩壊といえますが、この現象を起こさない様に対策しているはずなんですが、現に医療崩壊だとを起こしているので、対策を越えられてしまったのかもしれません。
津波防止の高い壁を、軽々と越えて来た東日本大震災津波の様に、韓国の対策はChina武漢コロナウイルスに呑み込まれてしまうのでしょうか。

さて、日本はどうなっているでしょう。
日本は、感染者は約900人で死亡者数29人で、致死率3%を超えています。
早期から入院させてモニタリングすれば、適宜治療が行えるから、重篤になるのも死に至るのも抑えられるじゃないか、という主張がありますが、それはガンガンPCR検査をしろ、という事であります。
しかしちょっと考えて欲しいのです。重症化したり重篤な人が病院に来ないという事は考えられません。
重篤な人にも重症化した人にも、現在診断の為の検査はしています、スクリーニング検査ではなく診断の検査。
China武漢コロナウイルスに感染していようがいまいが、そういう人は医療機関に来ますよね。そういう人には、現在日本でも医師の判断でPCR検査はやっています。
従いまして、China武漢コロナウイルスで死亡したか判るわけですが、まさか現在においても検査させていないとかはないと思います。
検査を受けない方が、重篤になったり死に至ったりする確率が低くなるんでしょうか。そんな事はないと思います。
日本人も、大量の中国人が日本全国を歩き回っていたのですから、死亡者数が韓国と同じぐらいいてもおかしくありません。
韓国は、感染した人に若い人が多かったこともあり、死亡者数も少ないと言われていました。新天地教会の礼拝堂での集団感染が感染者数を増やした様ですが、この人達に若い人が多いらしいです。
日本は、ライブハウスでの集団感染が幾つか在りますが、中国からとか持ち帰った人達も含めてあまり偏らないばら蒔きがされた様です。
じゃあ何故死亡者が韓国より少ないんでしょう。

PCR検査が少ないのに、何故死亡者数が少ないんでしょう。
韓国やらみたいに、ガンガン検査やらなくても良いのかもしれません。