新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

中国湖北省VS江西省

中国武漢市から発生して、世界中に迷惑かけまくりの中国共産党(CCP)コロナウイルスですが、武漢市は湖北省に属しています。
封鎖されていた武漢市ですが、湖北省からも自由に出る事はできませんでした。
が、やっと解除されました。
ところが、湖北省の隣の江西省の、長江を挟んだ湖北省の目の前に在る九江市に渡る為の橋を、江西省の警察が封鎖しようとしたのでした。

感染状況や死亡者数の中国の発表では、武漢市の感染者数0人が5日間続いたとか、湖北省全体もすっかり落ち着いたのでウイルスに勝利した、みたいな事を言ってますが、どんなに情報を隠蔽しようとも、情報は漏れてしまうものです。
中央政府だろうが地方政府だろうが、政府の言う事を信じる人は物凄~く少ないと聞きますから、「湖北省の出入りが解禁された、冗談じゃない」となるでしょうし、それなりに情報も入っているでしょうから、「湖北省の奴を入れたら大変な事になる」とばかりに、江西省の警察が出動したのでしょう。
江西省の警察VS湖北省の警察&湖北省住民が、橋の上で激突してしまったのでした。
もしかしたら、湖北省が封鎖になって帰れなくなっていた江西省の住民とかが騒いでるのを見た元々が湖北省の住民も、「どうしたどうした」とばかりに駆け付けて「湖北省を差別するな!」と一緒になって騒いじゃったのかもしれません。

駆け付けた動画撮影者は、1万人ぐらいいるんじゃないかと言ってましたが、少なくとも数千人はいる感じでした。
撮影者が駆け付けた後も人が増えたとすれば、万は超えたかもしれません。

湖北省側から来た連中は、バリケード代わりの警察車両を何台もひっくり返して抗議していました。
大きな橋でして、軍事の事も考えて掛けた橋でしょうから、戦車が連なって通っても大丈夫な造りになってると思いますから、警察車両をひっくり返したぐらいじゃ大丈夫でしょうけど。

そんな騒ぎになった為、江西省は特別警察だかが応援に来ます。
橋で大騒ぎになっているので、湖北省からも警察が来ます。
それで、江西省の警察VS湖北省の警察&住民となったのでした。
武装警察までが出動する大騒ぎとなったのでした。
湖北省共産党書記がやって来て、住民に引き返すよう説得していましたが、その後どうなったのかはわかりません。

政府の発表なんて全然信用していませんから、湖北省から人が入って来るのに恐怖を抱いても不思議ではありません。だから「通さない!」の行動に出るしかなかったのかなあ。
そういえば、村規模のところでは、自主的に役人も住民も協力して住民以外の人が入って来るのを厳しくチェックしているところもあるそうです。
村だろうが市だろうが省だろうが、入って来られたら大変だという心理は変わらないでしょうね。
武漢市から、あるいは湖北省から帰って来た人が出歩いていると袋叩きにされるぐらいですから、湖北省から大量に人がやって来るとなれば、トオセンボぐらいはやっても不思議ではありませんね。

江西省側は、武漢市や湖北省の情報をかなり知ってると思われます。政府の発表が本当なら、トオセンボなんかしないでしょう。
情報も持たずに、発表は信じられないとトオセンボしたら、共産党自体に弓引く事になりますから情報はキチンと持っての行動でしょう。

何はともあれ、中国共産党が腐っているのか、シナ大陸で年月かけて出来た価値観が問題なのかはわかりませんが、私は住みたくないです。