新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

食戟のソーマ、フェミに攻撃される

性の対象として描いてるとか、物扱いしてるとでも言ってるんでしょうかね。

数日前、ツイッターに『食戟のソーマ』を批判するツイートがあがっていました。
アメリカ(だったかな?)で、食戟のソーマを叩く動画がアップされていて、それの紹介ツイートでした。ツイ主は所謂フェミの様です。
その動画は、再生回数10万を超えているとの事ですから、現在はもっと増えているでしょう。

何を攻撃しているかと言えば、漫画に出て来る女性のバストの描き方。
こんなバストがあるわけない、こんな服があるわけない、その様な事を言ってました。
いつもの様に、女性の人権侵害的な事を言ってた様な……(サッと見ただけなので、発言内容をキチンと覚えてないのですが、そんな事を言ってた様に思います)。

攻撃している画を見るに、確かに現実にはこんなバストの人は居ないのではないかとは思いました。
縦長の円錐形バストで、トップとアンダーの差が30㎝はありそうな不自然なバストです。
30㎝の差といえば、iカップですから、胸部に占める膨らみの部分は広範囲になりますよね。ところが絵では広範囲になっていません。
着ているのがスーツで、身体にピッタリした物になっています。
縦長の円錐形のバストの根本(麓?)までピッタリしたスーツ……そんなスーツは現実で見た事はありません。
が、これは漫画です。写実的に描いた絵ではありませんから、現実には有り得なくともおかしくはないのです。漫画ってそういうところがありますからね。

髪が長い短い、つり目下がり目タヌキ目キツネ目、顔が丸い細長い、身体が太い細い……それらと同じ扱いでしかないと思います。バストが大きい小さいも単なるキャラ分けでしかないと思います。
それをデフォルメしてるだけでしょう。

献血ポスターで話題となった宇崎ちゃん、貧乳なら良かったんでしょうか。
作者には、宇崎ちゃんの雰囲気に巨乳というのがマッチしていたのだろうと推測します。
マッチしていると感じると、登場人物が作者を引っ張るかの様に作品に活気が出て来るんです。
で、それが読者に受け入れられて人気が出るのであって、バストを強調していようがしていまいが、読者は登場人物全体の雰囲気で受け入れるんです。
バストが大きいから受け入れるわけではありません。

『君は008』の、スパイ学校の生徒でありながら現役のエージェントでもある女の子なんて、バストがデカいのにあんな薄着でバトルなんて現実には無理でしょうし、『ゆらぎ荘の幽奈さん』に出て来る鬼の呑子さんのバストは巨大で鉛筆が挟めるぐらいは垂れ下がってるはずなのに、現実には有り得ない形に描かれています。
それやこれやを、「こんなもの有り得ない」ってんで「女性を◯◯してる!」とか言って攻撃してもしゃあないんじゃないかしら。