新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

コロナとインフルと集中治療室

中国共産党コロナはインフルより恐くないとか、ただの風邪だとかいまだに言ってる人はいる様です。
若い年代の人は、何故か日本ではそうかもしれません。
欧米では、若い人でも亡くなる率は日本よりは高い様ですが、日本においては重症化さえしない人が圧倒的に多い為、ただの風邪だみたいに言う人が居るのでしょう。
たしかに、若い人にとってはそうかもしれません。しかし、世の中は若い人しか居ないわけではないのです。70歳代で14%、80歳以上は27%ぐらいの死亡率なんですから、ただの風邪なわけがありません。
年代や基礎疾患を持っているかどうかで、インフルより恐ろしくもなるのが中国共産党コロナという私の認識です。
以前は私も、希望的に「もしかしたら…」と思っていた時期もありますが、そういう思いは消えてしまいました。

インフルでなくなったと死亡診断書に記された数なのか、報告数なのかは分かりませんが、最近のインフルによる死亡者は3000人台です。
超過死亡といわれる、インフルが引き金になって死亡したと思われる死亡者数まで含めると、1万人ぐらいになるそうで、死亡率0.1%というのは超過死亡数も含んだ数字になります。
分母の1000万人は、インフルと診断された人の推計数であり、診断されなかったり受信しなかった人の数は入っていません。症状が軽いと、受信しても検査しないでしょうからインフルとは判らないかもしれませんし、受信さえしない人も多いでしょうから、インフル感染者はもっとずっと多いかもしれません。
死亡に至る様な状態ならば入院して検査するでしょうから、感染していれば分かります。
これは、コロナも同じです。

インフルによる死亡者数は、だいたい5~6カ月間での死亡かと思われます。
では、コロナは現在どうかといえば、6カ月間は過ぎました。死亡者数は現在1040人ぐらいですから、インフルよりは危なくないと思う人が居ても仕方ないかもしれません。
が、集中治療室の埋まり方をみると、コロナとインフルではまるで違うそうです。
インフルで集中治療室が埋まる事はほとんど無いそうです。
ところが、コロナの場合は集中治療室に収容しなければならない人が多く、集中治療室は埋まってしまう状態の所が結構出ているそうです。
高齢者が圧倒的に多いのかもしれませんが、インフルの場合は集中治療室自体が埋まる事はほとんど無いのでから、コロナがインフルより大した事はないとは、まるで言えないと思います。

中国共産党コロナウイルスでの死亡者が、現在のところインフルに比べて3分の1で済んでいるのは、インフルに対するよりはるかに強く対処しているからでしょうね、個人個人が。
自粛というのも効いたのかもしれませんが、全国には介護施設などが多数あるにもかかわらず、死亡者数が3分の1に抑えられているのは、個人個人が強く対処しているからではないかと考えます。
手指衛生とうがいで暴露率を下げ、感染してもマスクで他への暴露率を下げれば、移動に成功するウイルス隊の数はあまり増えず、そのうちに抗体を持った人間が増えていき、移動(侵入)に成功するも抗体の攻撃によって陣地を作れず(感染させられず)、他への移動部隊を送り出せずに殲滅される様になり、コロナは治まって行くのだろうと推測します。

そういえば、夜間に酔っぱらって転んで頭怪我して救急車で運ばれる人って、もしかしたら減ってるかもしれませんね。