新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

沖縄県のオミクロン株とデルタ株

沖縄県知事が、米軍への激しい怒りを覚える……そう米軍を口撃している。
地位協定を見直せとの、安全保障に言及した内容に持っていってるそうだが、米軍からすれば「また喚いてる」程度のものだろう。
沖縄戦を、子供ではない年齢で経験した人はかなり少なくなったろうけれど、アメリカの統治を経験した人達はまだまだ多い。
だから、米軍が沖縄に存在する事には複雑な気持ちを抱える人もいるだろう。
しかし、近隣情勢が目に見えて変化し出して何十年にもなるのだから、今や玉城知事のこの発言は、中国の戦略に則った上での感情的発言とみられてもおかしくない。

沖縄県の、中共コロナ陽性者は50人を超えて来ている。
累積全国10位の沖縄県の現在の陽性者数は、東京・大阪に次ぐ3番手になっているし、デルタ株だけで観ても3番手である。
オミクロン株は、確かに米軍の影響からなのか現在トップの様だ。
デルタ株陽性者数を注目しない人が多いだろうが、ここ数日は20人を超えている。
1日の総陽性者数自体が20人を連日超える都道府県は、まだ4〜5程度なので、それから観ても沖縄県のデルタ株再拡大は全国的に早い。
このデルタ株感染は、米軍からもたらされたものが原因で市中感染に至っているのだろうか。
オミクロン株なら、もしかしたら米軍の影響はある程度あるかもだけれど、デルタ株は違うんでないかい。
オミクロン株が出現していなくても、沖縄県ではデルタ株が再拡大して今月中には陽性者数百人になった可能性は大きいのではないか。
とするなら、ワクチン接種が進んだ現在では、感染力が強力とはいえ毒性が弱いと言われるオミクロン株に置き換わってもらった方が良いと考えて、来るだろうオミクロンの猛威をやり過ごした法が精神的に良いのではなかろうか。

米軍がー!地位協定がー!沖縄への差別がー!と話をすり替えて煽ってる暇があるなら、「持ち込んでばら撒いてくれたオミクロンのおかげで、毒性の強いデルタは駆逐できそうだよ、ヘン!」と皮肉ってやれば良かろうにねえ。
米軍が持ち込まなくても、何れは入って来るんだし、安全保障にまで話を持って行って激しく怒るなんてやってたら、県民を心配するより先に政治利用が頭をよぎる人?と感じる人が増えるかもしれない。
イギリスやヨーロッパのオミクロン株などの感染状況を観ている沖縄県人なら、「米軍への感情は解るけど、中共に弱みでも握られてるの?と言われかねないから話をそっちへ持って行くのは止めてくれ」と思うかも。

沖縄タイムスも大概だけれど、琉球新報は過激組織の機関誌ではないのか、という凄さなので、先ずは琉球新報が潰れれば良いのに、と思ってしまうのだった。
ん〜……神奈川新聞の方が尖ってるかなあ(ドッチも嫌)。