新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

オミクロンの死亡率は低いけど

デルタ株の死亡率は、1〜2%ぐらいかと思います。
それに比べ、オミクロン株の死亡率は0.2〜0.3%ぐらいになるかもしれません。
だからといって、感染症になっても大した心配はないのでしょうか。

デルタは、症状の出た人が1万人で100〜200人の死亡者が出るとします。
感染力が強力なオミクロンで症状の出た人が10万人だと、死亡者は何人になるでしょう。
そういう話をあまり聞けません。感染者の数と病床使用率の話が大部分です。何故数の話がほとんど出て来ないのでしょう。
オミクロンの陽性者で無症状の人の割合がどのくらいか、マスコミはほとんど伝えていない様です。私は、新聞もテレビも見ないので、何処かに書いてあったりたまに言ったりしているかもしれませんが、新聞やテレビで情報を得ている人達に聞く限りでは、無症状の割合を知らないですから、おそらく認識出来る様な情報は流していないのでしょう。
ネットニュースも同じで、無症状者の割合の記事はほとんど目にしません。
沖縄の新聞の電子版に、無症状は数%というのが感染拡大初期に載ってるのを見たぐらいです。

沖縄では、オミクロンで亡くなった人はまだ報告されていません(中共コロナ自体で亡くなった人は11月11日以来無し)が、他ではオミクロンで亡くなった人が出て来ています。
世界から上がって来る情報から推測するに、日本でも毎日200〜300ぐらい亡くなる時がくる可能性は高いです。
デルタよりも毎日100人以上多く亡くなるという事です。
人口10万人当たりとか100万人当たりで亡くなる人の『数』は増えるという事です。

感染者(ウイルスが体内に侵入された人)は確実に増えています。肺炎の兆候が有って息切れしてる人や酸素吸入が必要な人が集中して出ているので、インフルエンザより大変です。
重症(自発呼吸が出来ない)ではなくとも、中等症だと入院が必要です。
できるなら、入院しなくて済む程度で終わるに越した事はありませんから、入院しなくて済む程度に抑えられる確率を上げるしかありません。

現在、ウイルスを曝露しても感染しないという技術は無く、感染した場合の発症予防あるいは重症化予防をおこなって、死亡の確率を下げるしかありません。
衛生行為とワクチン接種で予防するしかありません。
治療薬も、死亡率を下げる薬は出て来ている様ですが、まだまだなようですから、死亡の確率が高い人はワクチンで確率を下げるのが現在1番でしょうね。

ワクチン接種しようがしまいが、ガンガン感染はします。
ワクチン接種者が感染した場合、他者をどのくらい感染させてしまうかは今のところハッキリしませんが、全体的に観るならウイルス排出量は減るんだろうな、とは思います。排出するところまで増える前に抗体に潰されるという事は考えられますから。
ただ私の考えでは、子供を責める様にワクチン接種をさせるのは止めて欲しいです。
自分のせいで祖父母に感染させてしまってトラウマになる!なんて力説する人がいますが、何を言ってんだ。
相手は子供。子供にリスク負わせる様な事を言うのはいかがなものか。

もう1度言います、相手は子供だ!