昔から流行り言葉に疎い私ですが、「ニキ」も全然知りませんでした。
何かを得意げにひけらかす人を揶揄するのに使うのだそうです。
ブレーキングダウンという、1分間で勝敗を決める格闘技の催しがあり、出場選手のオーディション風景がYou Tubeに上がっておりまして、それを見ていて初めて「ニキ」を知ったのでありました。
オーディションに参加していた一人に、1対10で勝った事があるという人物が現れます。
で、この人は試合で負けてしまいます。そこから「10人ニキ」と言われる様になったみたいです。
それでも私は「10人ニキ?変わったリングネームだなあ」ぐらいにしか思っていませんでした。ニキって何かをもじったものなのかな、としか思っていませんでした。
ブレーキングダウン5のオーディションにおいて、控え室で揉め事が起きていました。挑発されたラッパーが、携帯用の警棒で相手を殴ろうとしていたところを、すんでのところでプロの朝倉海選手に止められます。
その後朝倉海のYou Tubeチャンネルに、このラッパーが登場して揉め事の原因やらの話をしていましたが、揉めている様子を動画で見たラッパーの仲間達に、「警棒ニキ」って呼ばれる様になってしまった、と言っていました。
そこで初めて「ニキ」を検索してみたのです。
「10人ニキ」の方は、今やユニークな感じでの「ニキ」で使われいる様です。
「警棒ニキ」の方は、マジで恐い人の様です。ラッパーの仲間が冗談で言ったから良いようなものの、そこら辺の人が言ったら殴り飛ばされるかもしれません。
本人は、警棒を得意げにひけらかす為に携帯しているわけではなく、護身用に携帯しているだけで、「ニキ」ではない様です。
因みに、この人はラップファンには知られているラッパーだそうです。
使い方を間違えなければ、「ニキ」はなかなか面白い。