立憲民主党代表泉氏が、記者団の前で「からっ岸田」と岸田総理の答弁を評し、おもいっきり滑ったそうです。
「答えになっていない答弁を答弁とは言わないですよね。まるでダメです、全然ダメです。からっきしな答弁です。からっ岸田総理とか言う人が出て来たら嫌でしょうから、きちんと答弁して欲しいものです。」
みたいに言ったなら、少しは印象が違ったかもしれませんね。
泉さんは弁論部出身だそうですから、もっとサラサラ流す様に話せなかったのかなあ。
からっきしという言葉が何処で使われているか、なんてな説明なんぞしないで、話の流れの中でサラッと使えば良いものを、「こういう言葉がありまして……」とか溜めを作って言うものじゃないでしょうに。
日頃仲間内で「からっ岸田」と言って嘲笑ってたのを使っちゃったのかな、と思います。上手い事言える俺達ってどうよ、と悦に入ってただけなんじゃないの?
力の無い者が、レッテル貼ったり渾名を付けて相手を罵倒したり嘲笑ったりを繰り返しているうちに、根拠の無い優越感にひたる様になるのです。何処ぞの国の国民性がそれ。
何をやってんだかなあ。
元総理の菅直人氏は、「スッカラ菅」との渾名を付けられていましたが、記者団の前で「スッカラ菅」と発言した自民党総裁っていましたっけ?記憶にありませんが、言ってたとしたら泉氏と同程度のスカポンタンでありますな。
大学教授の山口二郎の「お前は人間じゃねえ、叩っ斬ってやる」は空恐ろしくて嫌なジジイですが、「からっ岸田」も礼儀を欠いた浅慮なオッサンで嫌だなあ、と思うのでありました。