新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

日と米のピアノバーの違い

アメリカの酒場の事など知らないので、ピアノバーと聞けば日本のそれを連想してしまいます。
と言っても、日本であっても私には縁がないのですが、テレビや映画で観る限り、高級感のある店も多々在る様です。

ところが、アメリカでは事情が違い、『ピアノバー』と呼ばれる店はいかがわしい場として印象が定着してるんだとか。
極端に言うなら、性の相手を物色しに行く所、みたいな。
日本だと、女性が接待する店でも、そうそう美味しい思いができるわけではありませんから、乱れていないとも言えます。まあ、駆け引きは強弱微弱で有るものの、あからさまな客は「野暮な奴」みたいに見られる傾向もあります。
そのせいかどうかは知りませんが、日本においてのそんな酒場はおろか、モロ風俗な店も日陰者な感覚がありません。風俗店も含めた色々な店が繁華街に在るのは、先進国では日本ぐらいだそうな。アメリカなどは、風俗的な店は街の隅っこに追いやられるんだそうです。

キャバクラの様な女性が接待する店は、アメリカでは「いかがわしい」の部類に入るそうで、『ピアノバー』として観られるんだとか。
日本において印象が違うのは、日本人男性の口説きが下手だからこそ、だったりするのかもしれません。

報道特注というネットTVの番組がありましたが(今も続いてるのかな?)、この番組の収録場所は、東京都内の某ピアノバー。
日本の事情を知らないアメリカ人が聞いたら、なんでそんな所で?って思うでしょうね。

女性が接待してるのに、「ここはそういう店じゃありませんから」なんてのに他国の人は「???」でしょうが、これが日本でございます。
それが嫌なら店に行っちゃダメですよ~。