肥満大国世界１位は、アメリカじゃなくメキシコだそうです。
アメリカを抜いて１位になったんだそうですが、メキシコは元々肥満が多かったかどうかの記事は、ザッと見には出て来ません。現代社会になるまでは、肥満の人は少なかったとは思います、メキシコ含め世界中。
メキシコに肥満が多いのは、食べ物が原因だとか運動量が少ないとかを上げる人もいます。
メキシコの主食のトルティージャのカロリーが凄く高く、普段からあまり身体を動かしたがらない生活が、肥満の多い原因だと。
身体を動かしたがらないのは、労働時間が長くて疲れが溜まった状態にあるからだとか。
そこへもってきて、カロリーの高いトルティージャが主食だから、肥満が増えるのだと。
そうなのかどうかは知りませんが。
あと、こんな話もあります。
農家を廃業して都会に出て来た貧困層に、肥満が顕著なんだとか。
カナダ・アメリカ・メキシコは、経済自由協定を結んでいます。これによって、メキシコの農家はアメリカの大企業に駆逐されてしまい、廃業者が職を求めて都会に流入するも、低賃金での仕事しかなく、食生活も偏ってしまい、長時間労働で疲れている上外出する金も無いから運動不足。
貧困故に肥満になるという悪循環だそうな。
飢えてガリガリよりはマシなどと言うなかれ。
貧困という事は、満足に医療を受けられないという事であり、肥満なので病気になりやすいという事だから、マシだとかマシではないとかで比べても虚しいのであります。
結局、現在言うところのグローバルって、こういう事でしかないのです。
