新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

統一地方選挙で天下国家を叫ぶ

色々動画を視ましたが、地方選挙であるのに天下国家を演説している候補がいました。私的には、特別おかしな事とは思いませんが、「地方選挙で国政の事ばかり言うのはおかしくないの?」と言われているそうです。
他の候補者達も、「安倍政権は…」とか「自民党は…」とか「安倍政治で市民の暮らしが…」とか言ってますから、国政の事を言ってもなんらおかしくありません。全くの無所属市会議員であっても、国政を一切関知しないわけにはいきませんし、政党であっても国会議員と地方議員が連携しているのですし、国政が地方に多大な影響を与える以上、国政の事を弁じていっこうにかまいません。
しかし市町村議員となると、身近な内容も話さないと、有権者はピンと来ないだろうとは思います。

政治家になろうとする人の多くは、某かの政治理念を持っているものと思います。
それは国政にも通じるものが有ると思われます。
地方自治基本条令のように国政を揺るがせられる可能性大のものありますので、地方議員といえど国をみながら考えなければならない事もあるのです。
でも、それがどれだけ票に繋がるかは分かりません。聴いている人が、「ああ、これなら市政であっても筋を通してくれそうだ」と思ってくれれば良いのですが、有権者はどう判断するのか分かりません。

先の地方選挙で、日本国民党の方が東京区議会議員に当選しました。NHKから国民を守る党は、地方議員が10名に迫っています。
これらの党は、その地区の事ばかりを訴えて当選者を出したわけではありません。
国政的な内容の方が圧倒的に多かったのに当選して来ました。
どちらも泡沫と言われながら当選して来ました。
NHKから国民を…の方々の当選後の議会活動はあまり知りませんが、日本国民党の議員は、国政に通ずる理念の基に動いている様です。その理念が、地方政治にも反映出来るという事を身をもって証明していると言えるでしょう。

さて、結果はどうなるものやら。
明日の夜が楽しみであります。