新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

マスクの効果の話の追加

1ゴホ(咳)10万個、1ハク(くしゃみ)100万個と言われる飛沫のウイルス個数ですが、飛沫に対するマスクの効果はほとんど無いとも言われています。

しかし、感染させない為なら効果はそれなりにあるのです。
なぜなら、口や鼻から排出(出撃?)されるウイルス入りの飛沫は、マスクの網目を透り難いから。
ただし上左右からは出撃して行きますけど、マスク無しエチケット無しの出撃集団のようなデカさはないでしょう。マスクにぶつかって散った残兵の攻撃力や如何に、と言ったところかもしれません。

防衛側のマスクに、防御力はどれぐらいあるのでしょう。
凄く弱いです。
マスクもエチケットの障壁も無く放たれた1個連隊は、散開しながらマスク壁に突撃します。
直接マスクに体当たりした兵達は、壁に引っ付いてしまい身動きが出来なくなります。指や手や腕やらに触れて貰わないと他へ移動できず、壁ごと廃棄されたらそれまでです。
しかし、散開した兵達は、正面攻撃しかしないわけではありません。搦め手から攻め込む兵達も多数います。
搦め手とは、マスクと顔の隙間の事。
上や左右からいとも簡単に攻め込み、粘膜に張り付いて増殖を始めます。
なので、飛沫1個連隊の攻撃にさらされるとマスク壁は役に立たないとも言えます。
効果は僅かしかないというしかありません。

手指衛生だけよりは、手指衛生+マスクの方が防止効果があるとの実験結果もあるので、マスクはしたほうが良いかも。

尚、感染させない側のマスク着用は効果有り有りだそうですから、マスクをしましょう。

遠い未来ものの映画とかみたいに、装置の前に立てばたちどころに感染してるか判る、みたいな時代になるのはいつ頃なんでしょうね。
まあ、私が生きているうちは、夢のまた夢です。