新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

「霊能者が一番リアルに感じるホラー映画」という内容の動画より

多数の霊能者に聞いたそうです、 一番リアルなホラー映画は?と。
2位以下は省略してましたが、1位は

シックス・センス』だったそうです。

ブルース・ウィリス主演の映画で、彼は精神科医(だったかな?だいぶん忘れました)を演じていました。
霊が見えるという少年のところへセッセと診察に通います。
何故か、少年が通う学校にまで往診に行ってしまう熱心さでした。
少年は、彼をあまり相手にしようとしません。かなりウザッたがっていました。
実に生意気な少年……というわけではなく、それはブルース・ウィリス自身が幽霊だったからです。
少年は本当に霊が見えていた、という事。

話の筋はこんな感じですが、霊能者達はこの映画の何処にリアルさを感じたのか。
実は、ブルース・ウィリスが見てしまう霊がリアルに感じたんだそうです。
彼は、自分が死んで幽霊になっている事に気が付きません。幽霊の自分だから他の幽霊が見えているという認識がないのです、死んでいるという自覚がないのですから。
少年のペースに巻き込まれたか何かで、自分も幻覚を見る様になった…みたいに思ってしまったみたいです(かなり忘れてしまいましたが、そんな感じだったかと)。

彼が見る幽霊は、なんの脈絡もなく登場します。
映画を観賞している側としては、あまり恐くはありません。
登場する霊は、少年にも精神科医にもなんの関係もない単なる自縛霊で、「さあ、霊が出て来そうだぞ」という雰囲気も無いまま突然でて来るだけ。
さ迷っている少女が出て来たり、首吊り状態でぶら下がっている霊が出て来たりしますが、恐いというような登場の仕方ではありません。
そこに当たり前の様に居る、みたいな感じの登場の仕方です。

霊能者は、おそらく普段そんな感じで見えてるんだろう、という事でした。
たぶん、映画作成スタッフの中に霊能者が居て、自分が見えている様に演出したのではないか、とYouTuberは推測していました。

私としては、オドロオドロしいのより、こういう話の方が好きだなあ。