新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

白鵬、三本締めをやってしまう

白鵬が三本締めを行い、神事を乱してしまいました。
今や、三本締めの意味が何かなんて、知ってる人がどれくらいいるのかは怪しいですが、白鵬はおろか皆も知らないからこういう行動をとってしまうのでしょう。

手締めは、最後に行われてそれで解散、なぐらいは何となく分かってる人は多いでしょうが、それ以上の事は知らない人がとても多いと思います。私も知りませんでした。
形だけが受け継がれて来て、何故そうするのかを知らないなんて事が結構あるかもしれません。
手締めは日常に在るものではないので、子が親に聞いて覚えるという事は無いかもしれません。社会に出ても、ほとんど見る機会はないでしょう。
で、ネットの出番となります。

書いてある事が間違いかどうかは別にして、検索すると出て来ます(良い時代になりました)。
読みますと、手締め白鵬が音頭をとるものではない事がわかります。ましてや、白鵬の優勝を祝う為のものでも無い事がわかります。
相撲の場合は、興業時に降りて来てくれていた神を送り出す為の意味があるそうで、優勝を祝うものではありませんから、白鵬の行いはダメという事になります。
単に祝う形式的なものとしか思ってなかったんでしょうね、白鵬は。観客も同じでしょうね。
相撲協会は、「お相撲さんなら誰でも知ってる事」と言える様に雰囲気から変えて行く事を考えた方が良いでしょうね。

そういえば、年配者なら銭形平次を思い出すでしょう、「ヨヨヨイヨヨヨイヨヨヨイヨイ、あ、めでてえなあ」なんてのを。これはたぶん違うんでしょうね、私にはわかりませんが。