新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

あいちトリカエナハーレ

日本第一党が、あいちウィルという施設で『あいちトリカエナハーレ』という展示会を行いました。
明らかに、『あいちトリエンナーレ』への抗議行動です。
表現の自由」を謳っていますが、芸術展とは言ってなかった様です。

現在取り沙汰されているのは『朝鮮かるた』の様です。「ヘイトだ!」そうです。
『朝鮮かるた』は、2000年代に入ってから作られたものらしく、発売されたのは2005、6年頃とも聞きますが、何も知らない人が見ると朝鮮人を差別していると思ってしまう代物です。
でもこれ、「もう我慢の限界、アッタマ来た!」的に出て来た可能性があります。
日本人は、朝鮮人を下等と見たりしての差別心ではなく、「あ~もう嫌だ!」なのです。そういう心情を過激に表したのが『朝鮮かるた』の可能性があります。
関東大震災前、朝鮮人の犯罪が目に余る為に国会か何かの議題に揚がっていたくらいですから、日本本土内での朝鮮人人口は圧倒的に少ないのに余程酷かったのでしょう。
そんな時代の事を風刺しただけで、現在も変わらないとは思っていない、とかなんとか言い張れますから、いきなり「ヘイトだ!即中止!」とは行かないでしょうね。
まあ、朝鮮人は昔はそんなだったと判断されると、関東大震災朝鮮人が襲われたのは、「朝鮮人を差別しまくった仕返しが恐ろしくて先に殺して回った」のではなく、「地震や火災での混乱に乗じて強盗等に来るのは目に見えていたし、殺人も簡単にされかねないから暴走してしまったのだろう」になってしまうから、単に「ヘイトだ!」と騒いで考えさせない様にしてるだけかも。

他には、李承晩の人物画を焼いてるのがあります。
李承晩は、自ら権力を振り回した挙げ句に身に危険を感じて韓国から逃げ出した人である為、韓国の人は李承晩の事などなんとも思ってないかもしれません。

慰安婦像のパロディについては、出鱈目な事を世界に言って歩いてる事への抗議ですから、これが解消対象の『ヘイト』なら、捏造が罷り通る事になってしまいますから、所謂『ヘイト』ではありません。

大村愛知県知事や津田大介氏と思われる人形を首吊りにしてますが、これも同じ事をやり返しているだけ。大村氏側の方はOKで日本第一側は駄目だなんて事はありますまい。

愚かな日本人の墓のパロディもありますね。
米国国旗は中華人民共和国の国旗に、日の丸は韓国の国旗になっていて、なにやら韓国や中国への抗議を書いた紙が貼ってある様です。共産党とか反日日本人達の事も書いてあるかもしれません。

このトリカエナハーレを行って駄目なら、トリエンナーレも駄目でしょうに。
方や公金ブチ込んでもOKで、方や自前でやってる抗議活動に過ぎないものを「ヘイトだ!」と言って不適切だと批判するのはどうかしています。
あんな『不自由展』などやらなければ、トリカエナハーレは行われていないでしょうに。
日本人の心情からの訴えは駄目で、日本貶めを含む反日政治活動ならOKってんなら、日本から出て行け!です。

慰安婦の捏造に対し、本当の事であるライダイハンを持ち出し、ライダイハンの粘土像を造る真似をやってましたね。
越韓の事に口を出すなと言って来そうですが、イギリスではライダイハンの事で韓国を批判する人達が出て来ましたから、日本も批判してやりましょう。
ライダイハンの事は事実であり、慰安婦の捏造とはわけが違いますからね。

表現の不自由展なんぞやらなければ、トリカエナハーレなんぞもやらなかったでしょうから、トリカエナハーレを「ヘイトだ!」と喚くなら、「憎まれる事ばかりやるから憎まれ返されるんだろうが、バーカ」なのです。

トリエンナーレの表現の不自由展は、私としては物凄く嫌です。
トリカエナハーレも嫌ですけどね。