新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

ナチスの軍服(国防軍も)

昨日、旧日本軍の軍服を着て捕まった中国人の話を書きましたが、今日は昔のドイツ軍(ナチスも)の軍服のお話。

当時、ドイツの軍服はファッションに気を使ったそうです。格好が良いと、自分が強くなったように思えると考え、見映えに力を入れた軍服を作っていたとの事。
デザインして作製した会社は、現在もドイツではブランドとして存在しているそうです。

ナチスの軍服」で検索しているうちに、ナチスの格好を楽しんでいるのを紹介した記事を見つけました。沢山の画も上げられていました。
2016年11月の記事ですから、現在もコスプレを楽しんでいる状況は変わっていないかもしれませんが、それが欧米での事だというので、「マジ?」となったのも当然です。
欅坂46が叩かれて謝罪したりしてるわけですから、直接被害の有った欧州なら尚更厳しいだろうに、この記事には「欧米は結構緩い」となっていました。
緩いのかどうか本当のところは判りませんが、老若男女が楽しんでいる画で、若い娘などには「なんとなくナチス」みたいな人まで居て、年配者と一緒になって楽しんでいる様です。
勿論、「ナチスを称賛なんかしているわけではありません」と書き加えてありました。

ナチスに虐げられた人達がまだまだ存命してますから、これって不味くない?と思いますが、もしかしたらですけど、当時のドイツの軍服のファッション性が高かったので、虐げられた側じゃない戦後生まれの人達にとっては「格好良い」方に引っ張られてしまったのかも。

ユダヤ人や障害者や性的マイノリティを抹殺した狂気を、ドイツ人だって容認する変な人は極少数でしょう。
ナチスが出て来たのも戦争になったのも、覇権争いとか生き残りとかの面が有り、「ドイツ人は生き残りをかけて戦ったんだ」と心のどこかで思うドイツ人が沢山居てもおかしくありません。
ユダヤ人にやった事は、あれは絶対ダメだというのはドイツ人も当然わかっているでしょうが、それをもって全てを否定され続けると、人間は反発し出します。
ましてや、当事者ではない、後に生まれた様な人達を抑え続けていると、反発どころかナチスみたいな極端な連中か出てきかねません。

とは言うものの、ナチスのコスプレをヨーロッパでやっちゃうのはどうかと思いますけどね。
インドネシアだの韓国だの日本だのに捩じ込んで来る団体や、それに呼応する地元団体は、利権とか国家死滅を目指して利用してるのではないかと感じます。
だってね、地図の寺院マークが悪いとか少林寺拳法のマークが悪いとか言われるから、そう感じるのです。
虐殺に関与もしてないし、昔からあるマークですし、ナチスが採用するまではヨーロッパでも幸福の印みたいに扱われてたですしね。
マーク自体が物理的に何かしたわけでもあるまいに、日本に来てまでなんでマークに文句つけられなきゃならないんだってえの。
まあ、赤地に白の◯抜きで、◯の中に45°回転させたマークの旗を掲げてたりされると、私的には嫌ですがね。