新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

丸山穂高氏の発言……その3……あれ?様相が変わってきたぞ。

新たな音声を聞きました。
強く聞こえた語気が、そうは感じなくなって来ました。

島の墓に埋められているだろう、お骨の話が聞こえます。
墓は元々は違う場所に在ったのであり、現在の墓は移されたという様な話をしています。だから、お骨は現在の墓には埋まっているわけがない、そんな内容の話です。
ロシアに占有されたままである為、確認する事もできない…そんな思いが伝わって来る話です。
1日も早く確認できる様に話をまとめて欲しい、そんな思いでの、「今の墓にはお骨は無い」という話になっているようです。
ゆえに、元島民は「早く平和条約を結んで欲しい」という事なんだと思います。

しかし、ロシアが益を最大限に絡めて駆け引きして来る事は目に見えていますから、国会議員ともなれば、国の根幹でもある領土の扱いを、「そうです、すぐにでも平和条約を!」なんて軽々しく言えるはずもありません。話を濁すぐらいが関の山で、約束できる様なレベルの話ではありませんから、軽々しく言える議員こそいい加減だと思います。

かといって、丸山氏の話は不適切であります。
ああだこうだと恨みごとを交えた訴えを浴びせられての発言んだったのかもしれませんが。
彼だって、戦争する気なんて無いでしょうね。
しかし、1日も早い解決をとなると、国のなにがしかを売る状況になってしまいかねませんから、何とも言い難しです。
何とも言い難しですから、「どうなんですか?」と詰め寄られても答えようもありません。
したがって、言われっ放しになります。「何しに来たんだ」の様な事まで言ってしまう人も居たかもしれません。
でも、黙って聞いてるしかないでしょうね。
それを、「じゃあ聞きますけど…」的に返してしまったんでしょうか。戦争で取られたものは戦争で取り返すしかない、それに賛成ですか反対ですか……になってしまったのでしょうか。

元島民が「平和条約を…」と言っている事からするに、もしかしたら前述した様な流れが有ったのではないか、とも考えられるのです。

再度言いますが、丸山氏は戦争する気なんて無いでしょうね。一か八かの賭けに出て丸損して兵も死なす…そんな結果になるかもしれない事をする気は無いと思います。戦争自体やりたくないでしょう。
ならば、「だったら言うけどよお!」的な対応したってしょうがないでしょうに。

現在の知ってる情報では、上記の様な考えになります。新たな情報を知れば考えも変わるかもしれませんが、騒ぎ方がいつも通りの騒ぎ方なので、またもやマスコミが意図的に火をつけただけで、これほどまでに丸山氏が糾弾される事ではないのではないか、と強く疑っています。

ついでに言っておきますと、有田芳生氏が引用ツイートしていた「戦争して取り返す」は、音声にはそんな断言した台詞は入っていません。