新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

シュレッダーを見る会……いくらでも疑えるけど

本年5月9日午後まもなく、共産党の宮本徹議員から桜を見る会の資料を見たいとの要請のFAXが内閣府に届いたといいます。
FAXが届く前なのか後なのかは私は知りませんが、同日に招待者名簿は破棄されたとの事。破棄方法はシュレッダーによる裁断。
野党によれば、「見られると不味いからあわてて破棄したんだろ!」と。
個人情報が載ってるものゆえ、直ぐに破棄する予定だったとかいう話も聞きますが、何故か5月9日までそのままになっていたのに、要請がなされたその日に破棄するっておかしくないか?というのが野党の考えです。確かに、そう考えるのはおかしくありません。
公金を使った催しですから、誰を招待したのか隠すのはおかしいです。機密のために隠さなければならないという集まりではないでしょうし。
載ってる個人情報は、当然政府は知ってる事になりますが、外部に見られて困る個人情報が載っていなければ公開しなければならないのかといば、そうとも言えないと思います。
住所も電話番号も載ってるんじゃないかとおもわれますが、だとするなら外に出して良いものではないと思います。
招待された人には、ほぼ一般人もいるでしょうから、どういう使い方に発展するか想像が出来ない以上、出さないに越した事はありません。
で、野党側はそういう事を考えたのかどうかは知りませんが、「速やかに破棄するはずのものが1ヶ月近くも破棄されないままになっていたのが、なぜ要請のあった日の破棄になるのか?」「見られると不味いからだろう!」になって行ったのはそういう事なのかなあ。

安倍総理の招待枠が沢山あり、後援者が多数招待されている事自体分かってしまってるんですから、今更「名簿がー!」って騒いでも時間の無駄でしょうにねえ。
破棄した日がおかしいと言って、わざわざ大量の紙を持ち込んでシュレッダーにかけ、秒数を計ってああだこうだやって何か意味があるのかしら?
支援者を大量に招待していた事自体が分かってるのに、破棄してしまった名簿(紙)の事に時間を使う事ないでしょうが。なに無駄な事やってんでしょうね。
シュレッダーの性能は、機種が分かれば裁断時間などいちいち実演しなくても分かりますがな。
マスコミを引き連れ(行くマスコミもどうかしてますが)て裁断実演に行く時間があるなら、違う事ができませんかね。
あんたら、お騒がせYouTuberかってえの!

シュレッダーの作業ってね、やれば直ぐに終わるとしても、いつもやってるとダルくなるのです。
シュレッダーをかけに行くのが面倒臭くなるんです、
雑用専門の人がいて、その人にシュレッダーをかけさせれば良い、というわけにはいかない資料もありますから、後で後でと思ってるうちに日が経つ、なんて事もあります。
もしかしたら、そんなだらしない事をも政権叩きに使いかねない相手だと思って、シュレッダーが混んでいてとか官房長官が言うハメになったんだったりして。
もしそうなら、菅氏も大変でございますなあ。

データも消してしまったらしいですが、私はコンピュータのことは全然わかりませんが、復元出来ると言ってる人もいますので復元出来るんでしょうね。
じゃあそこらへんを攻めたらいかがでしょう。
ただし、名簿を外に出さなくても良いのであるなら、出さないでしうょうね。
ならば、宮本議員の要請の後直ぐだろうがズッと後だろうが、破棄した事を突ついても無駄じゃないでしょうか、出さないんですから。

要は、「自分の支持者をガバッと招待して良いの?公金使って」ですよね、これ。
あんなに人数揃えなくても、少人数で進められるんじゃないですか?法律違反追及するなら。
何シュレッダーの実演なんかやってんの?
議員報酬返納しろよ、まったくもう!