新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

ウイグル話法?……レッテルだよね、これ

日頃人権を叫ぶ人達が、保守系(ネトウヨなんだそうですが)に向けて使うのが『ウイグル話法』という定型句。
現在、ウイグルの事で非難された時の反撃に使っていますが、そのうちレッテル化して広く使う様になると予想します。

ウイグル話法とは、人権に興味が無いとか踏みつけにしているくせに、ウイグルの事になると突然「人権が!」と言い出す事。
詳しくみてみると、日頃人権人権と言っていながら、ウイグル人への中共の人権侵害には触れようとしないのはおかしい、本当は人権を利用した政治活動でしかないのではないか、そうでないなら中共の人権侵害に黙っていられるはずがないという非難に対し、日頃人権侵害している奴らがウイグルの事だけには人権を叫ぶのはおかしいとして、それを『ウイグル話法』と名付けての反撃となっています。

日頃人権を叫ぶ側は、変化はゆっくりでも良いだろう事を激しい攻撃を繰り返す事で、法制化して急激に変えてしまおうとする姿がしばしば見られるのですが、そんな人達が何故かウイグルの事には触れようとしません。
そんなに激しく、事有る毎に『人権!』を叫ぶ人達なら、国内だろうが国外だろうが、人権侵害に怒りの声が上がってもおかしくないのに、何故かほぼ沈黙しています。
アメリカはおろか、ヨーロッパも中共を非難をするようになりました。なのに、沈黙したままだから「何故ウイグルの事はいわないのか!」と言われるのは自然の流れです。

彼らとネトウヨ?は、ちょくちょく「人権侵害だ!」「どこが人権侵害だ!」で言い争います。
私が感じるに、人権侵害だとするのは極端じゃない?というものも「人権侵害だ!」と言って相手を罵っております。相手は人権意識の欠片も無いがごときの罵倒っぷりです。
人権意識の無い輩がウイグルの事を持ち出して「人権侵害だ!」というのを『ウイグル話法』と名付けて嘲笑いの反撃をしているわけですが、ウイグル人中共がやってる事って人権侵害に変わりはないわけですから、ネトウヨ?に人権意識が有るか無いかは別の話で、中共を非難しない理由にはなりません。
もしかして、中共のやっている事を人権侵害だとは思っていないんでしょうか。
まさかそんな事はないと思いますけどね。

では、何故黙りなんでしょう。人権を叫ぶ団体って沢山ありますよね(皆さんアベ政治を許さない!のようですが)。
沢山あるんですから、中共を非難する団体が幾つも出て来て、協力して中国大使館にデモ(安寧や威厳の侵害はダメですが)を行ったり、SNSで発信したり、街頭演説したり、議員にかわるがわる要請をしに行ったり……他国の事とはいえ色々やりようが有るでしょうに、スゴく静かです。
習近平国賓で迎えようとしている安倍政権に、何故抗議を行わないんでしょう。
活動費として、中共から巨額な金でも入って来てるんですかね。

まあ、とにかく非難しないのは明らかにおかしいのです。

ウイグル話法』というのは、相手を黙らせるとか貶めるとかのレッテルでしかないでしょうね。
どうしてこの人達はレッテルを考え出しては偏った事ばかりやるのかなあ。