韓国内の、日本製品不買運動は現在も好調？な様です。日本への旅行者数も、前年同月比半減を続けているとか。
旅行については、韓国からの客の減少分は他国からの客の増加で穴埋めされ、客全体数は増えているそうですから、日本の観光産業からすれば業績自体はプラスでしょう。
韓国からの客がこんな減り方をしなければ、更にプラスだったのに、という事かと。
韓国内での日本製品は多種多様でしょうが、殊更名前が出て来るのがビールです。
アサヒビールは７割ぐらい売上が落ちてるそうです。
韓国で、アサヒビールの販売を行っているのはロッテ・アサヒビールという会社。韓国出身の人が日本で創業した『ロッテ』の系列です。韓国ではロッテ財閥と呼ばれているそうです。
そのロッテ・アサヒビールは、売上が激減している為契約社員の解雇に踏み切るらしいとの事。
韓国の航空会社や旅行会社が大打撃を受けているように、ロッテ・アサヒビールにも大打撃な不買運動となっています。
さて、このロッテ・アサヒビールの売上はどのくらいかというと、第３四半期で前年比７割の減少だそうです。
約４７億円→約１４億円という落ち込みです。
アサヒビールは大打撃……でもないのです。ロッテ・アサヒビールは大変な事になりましたが、アサヒビール本体は四半期で五千億円以上売上のある会社ですから、韓国での売上は元々が0.8%～0.9%だったのが、0.3%ぐらいになったという事ですから、あまり影響はないでしょうね。
韓国内でも外国産ビールは多種あるそうですから、アサヒビールを飲まなくても大して問題はないのではないかと。
２杯や３杯もいらないや、という様な飽きてしまう味でない限り、ビール自体が好きという人にはアサヒビールでなきゃダメって事はないですもんね。
