新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

韓国でクラスターが出たクラブの客層

韓国のソウルのクラブでクラスターが出、感染者は100人になったとか。
分かっているだけでも1900人が出入りし、何処の誰かが分からない客が数百人いるらしいです。
クラブを出入りした客に、誰と来店したかとか店内でより濃密に接触したかとかを話さない人達がいると言われています。

当局が調査を始めた頃は、電話に出ない人が結構いたそうで、自宅待機といえどもそれが嫌だから電話にも出ないのかな?と思いましたけれど、韓国はかなり管理がきつくなっている様なので、逃げおおせるわけもないか、とも思っていました。
一緒に遊んでいたはずの相手をきちんと告げない人達がいる為、クラブに出入りした事がバレないまま終わりそうな人もいるとか。

韓国は、自分に害が降りかかるかもしれないとなった時の同調圧力は、日本よりキツいようですから、隠し通して来たのがバレてしまうと当たりが更にキツくなるだろうに、それを分かっていながらクラブに出入りした事を隠すって、何か別な理由でもあるのかなあ、と考え出したところ、「実はこのクラブは…」という話が舞い込んで来ました。
舞い込んで来たといっても、動画で聞いたんですけど。

どんな話かといえば、客にはゲイがかなりいるんだと。相手を求めてゲイが集まって来る店なんだと。
ゲイしか来ない店ではない様ですが、かなり来るんだそうです。
クラブの入っている建物内には、気の合ったゲイが利用するブラックルーム?だか呼ばれる部屋もあるそうで、ゲイ御用達みたいな様です。
韓国といえば、同性愛には風当たりが強い土地柄です、現在も。なので、ゲイである事を知られたくないので口をつぐむという事でしょうね。
日本みたいに、レインボーフラッグを降りながら「差別を止めろ!人権を護れ!」と練り歩けるような土地柄ではないようで、やるとなるとかなり勇気がいる様です。
ゲイだと知れると、仕事も無くす人がいるんでしょうね、きっと。

そういえば、北朝鮮は同性愛者が死刑になっていますが、朝鮮民族全体主義でなくとも同性愛にはキツい感覚を持っている様です。
日本にも、気持ち悪いと思ってる人はいますが、あくまでも個人的感覚でしかなく、自分に性的アプローチをして来なければどうでもよいという人が多いので、随分違うものだなあと思います。
そんな日本人社会を悪し様に罵るのに、世界の同性愛者の連帯を叫んでいるのに、何故韓国等には全然声を挙げないのでしょう。
まあ、「韓国の同性愛者よ、共に闘おう!」と呼び掛けても、韓国で暮らす同性愛者には無理かもしれません、周りがキツくて。

韓国内の、同性愛者に対する感覚が垣間みえるクラスター出現となった様です。