新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

夜の街に『行く』のと『寄る』のと…コロナの影響

会社などの帰りに寄る夜の街。
同僚と「呑みにいくぞ~」も、他社に勤めている友人などに「これから呑みに行くぞ」も、帰宅前に行くのは『寄る』でしょうかね。
中国共産党コロナウイルスの感染拡大第2波は収まりつつある様ですが、夜の街に『寄る』人が随分と落ち込んでる様です。
この『寄る』が、客のウエイトのかなりを占めているのだとすれば、そりゃあ夜の街にしてみれば大大大打撃ですわなあ。
緊急事態宣言中に在宅ワークを行う様になり、今後もそのままな会社もそれなりにあるのであれば、コロナが落ち着いても売上は戻らないでしょう。
帰宅前にチョイと寄ってた人達が、宅から夜の街にワザワザ行く人はそんなにいないのではないかと。
行きたくても、家族の見てる前で「行って来る」とは気軽に出来ないでしょうし、呑み屋に行かなきゃ落ち着かない人ばかりではありませんから、『行く』のが億劫で行かなくなるのではないかと思います。

税金上の接待費の上限枠規制を締め付ける日本ですが、それでも接待はそれなりになされていたのが、コロナ騒ぎで自発的に随分と抑えられていますから、これまた夜の街には大打撃です。
夜の繁華街はかなり閉店も出ているようですから、『寄る』人が随分減ってしまったまま、今後、以前の様な賑わいまでには回復しないかもしれません。
『寄る』人が減る一方、『行く』人は今後どうなって行くでしょう。

平成不況が延々20年以上続いていて、ある傾向が出て来ていました。
ある傾向とは、住んでいるところの極近くでの飲食。
すぐ近くまで帰って来て、いわば地元で呑んで帰る傾向がだいぶ前から見られるそうです。
『行く』人にしても、ご近所の店なら「チョイと一杯」と手軽になります。
地元の店に地元の客ともなると、和気あいあいで感染に気を使えたりするかもしれませんしね。
コロナのおかげというか何というか、今後そういう人が増えるかも。

『寄る』人『行く』人で以前より客が増えるかもしれない店は、住宅街の近くにある店になるかもしれません。
飲食店が密集してるわけではありませんから、治安悪化という事もないかもしれません。

そして、昔ほどではないにしても、町内会の繋がりが強くなる時代が来たりして……なワケないか。