新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

大谷翔平、敬遠15で1位

2位は10だそうなので、ダントツとなっていますね。

現在、ホームランダービーでは1本差の2位の大谷。
直近の試合では、4つの四球の内2つが敬遠だったそうです。
チームには大谷を含め、強打者が3人いるそうですが、他の2人は故障で長期離脱しており、恐い打者は大谷だけ。
勝利優先ですから、相手チームは大谷だけマークすれば良いわけです。
数日前、大谷は45号目の大きなホームランを打っていますが、相手は大量リードしていたので敬遠しなかっただけでしょうね。

現在、ダービーのトップは2人いて、2人共中南米出身の選手。ベネズエラとドミニカだそうですが、彼らは2重国籍で、1人はカナダで1人はアメリカの国籍を持っているそうです。
中南米出身の選手は数も多くて歴史も長いので、アジアから来た選手より親しみは有るでしょうから、ホームランタイトルは親しみが有る方が良い、なんて事があるのかも。

日本で思い起こされるのは、1964年に記録された、王貞治の55本という記録を破らんばかりの勢いが有った、阪神タイガースランディ・バース
バースは54本でしたが、その後ローズとかカブレラは55本で王に並びますが、敬遠攻めで超える事が出来ませんでした。
2013年、ヤクルトのバレンティンが記録を破り、60本を記録しました。
世の雰囲気が変わって、助っ人が記録を作ったって良いじゃないかってのもあったでしょうが、49年ぶりに記録は破られました。

アメリカの単年度ホームラン記録はボンズの73本ですから、40本台の争いでは遠く及びませんが、ホームランキングはアジアから来ている選手が獲得した事はありません。
日本では、単年度記録は破れなくても助っ人?外国人がキングだった事は数あるので気にもなりませんが、アメリカではそうもいかないのかもしれません。

その気持ちが解らなくもない日本の人達って、オールド野球ファンには結構いると思います。
一旦破られれば、誰がホームランキングになっても構わなくなるでしょうが、ご当地びいきは世界中何処にでもあるみたいですから、差別だの〇〇人至上主義だの言って騒ぐ事がないのを望みます。
人間なんてそんなものなんですから。

来年、大谷がバカスカ打ちまくり、大谷なら仕方無い、凄いぞ大谷!にアメリカがなれば嬉しいなあ、と思うのでした。