新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

オミクロン株とインフルエンザの比較

以前、某クリニックの某医師の、インフルエンザについてのブログの記事を見た事がありまして、僅かな記憶ではありますが、そのブログや他の記事を思い出し、中共コロナ・オミクロン株と比べてみたいと思います。

中共コロナワクチン接種率が高い為、数字のみで比べるのは無理がある事を承知の上でくらべてみました。

2018シーズンのインフルエンザ診断を受けた人は、推定1,000万人で、その内入院した人は2万1千人〜2万2千人ぐらいだったそうです。
インフルエンザの診断を受けた人や入院した人の半数は、約1ヶ月の間に集中しているそうです、死亡者も。
直接の死亡原因がインフルエンザによるものや、直接の死因は持病であっても持病を悪化させた原因がインフルエンザの場合を超過死亡といいますが、発表されている中共コロナの死亡者数は超過死亡を含んでいる為、インフルエンザ死亡者数も超過死亡を含んだ数字で観てみました。

インフルエンザの死亡者数を1万としますと、死亡者集中期間の1ヶ月に5千人亡くなっている事になります。
実際、ピーク時の1日平均死亡者数(直接の死因がインフルエンザ)は53人だそうなので、1ヶ月で1,600ぐらいなので計算は合います。超過死亡を含めると、1日平均170人弱が亡くなっていた事になります。500万人に対する致死率は0,1%となりますから、これも計算は合います。

入院患者数はというと、計算上はこの期間に1万人入院した事になりますから、毎日340人ぐらい新規入院者が出た事になります。
インフルエンザですから、軽症者は入院しないでしょうね、中等症以上が入院かと思います。
東京都で観てみます。
東京都の人口は全国の11%ぐらいなので、インフルエンザの割合も単純に11%で計算してみますと、ピーク時の死亡者は1日平均18人という事になります。

  新規入院数は1日平均が40人近くになります。コロナと違って中等症以上が入院対象かと思います。
インフルエンザの診断を受けた人は、ピーク時1日平均1万8千人の計算になります。
東京都が中共コロナの感染ピーク期間にあるとします。
1月25日時点での入院患者数は2,805人なので、インフルエンザの比ではありません。
が、『軽症・中等症2,791人』となっていて、中等症以上の数が分かりません。
ただ、『重症者14人』と少ない事から、中等症も少ないのではないか、程度の予測は出来ます。重症化しない中等症の人が多いかもしれませんが、沖縄県を目安にすれば東京都の中等症以上は、千人以下な気がします。
そうであっても、中等症以上ははインフルエンザと比べるとハイペースで増えているのではないでしょうか。
20代を中心に感染を拡大させた第6波ですが、次第に高齢者も数
を増していて、中等症以上はまだまだ加速しそうです。
その集中度合いは、インフルエンザでは相手にならないでしょう。

高齢者の中等症以上者が増えれば、当然重症者も増え、死亡者も増えるでしょうが、今のところ重症者は14人ですから、インフルエンザと比べると随分少ない。
重症者が少ないので、死亡者も少なくなります。これがインフルエンザと違うところ。
オミクロン株は、インフルエンザと比べると若年層の死亡が少ないというか居ません。
インフルエンザだと、乳幼児とか10代20代の死亡がパラパラ観られますが、コロナは20代が極わずかいるだけです。
子供は、ワクチンの副作用のリスク方が、感染リスクを上回るかもしれませんので、自分が死ぬかもしれないのと孫のワクチン接種のリスクを考えるなら、「年寄は先に死ぬのが当たり前、自分の為に可愛い孫にリスクを背負わせるわけにはいかない」と『年寄りの声』をあげてみるのも良いのではなかろうか(私は高齢者なので、言っても責められるいわれはないと思います。勿論ワクチン接種済。それで死んだらそれまでの命だっただけと思ってます)。