新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

米国女子サッカー代表、性差別を訴える

何の事かと思えば、待遇の事でした。
米国のサッカー界の男女別成績は女子が圧倒的に上なのに、選手の収入も設備も悪い…という事での訴えだそう。国際女性デーに合わせての行動の様です。
「男女差別だ~!」……いやいや、女だから安くて良いんだ的な事で安いわけでは無いかと思います。
人気が無いんじゃないでしょうか。

公費(補助?)があるのかは知りませんが、女子の競技人口が少なければ、額が少なくてもおかしくありません。競技人口が少なくても、人気が高ければ話は別ですが、その国においてはマイナースポーツだと、国際大会で活躍してもそうそう待遇は良くならないと思います。補助金は税金から出てるのですから。

男女差別を持ち出して訴えるには、それ相応の証拠がなくちゃならないと思いますが、まさかそれを無視してないだろうな、と思ったりします。
人気が出て、集金力も付き、移籍だの確保だのなんだのが積み重なったりして時間を掛けて待遇が改善されて行く、みたいな歴史がスポーツ界にはあるのであり、そこをスッ飛ばして「男女差別だ!」と叫んで報酬アップを要求してるなら、『男女平等』を恐喝に使ってるみたいなものです。

賠償金を請求しているとも聞きますから、「賠償金?なんか変だな」と思った次第です、弁護士が跋扈するアメリカですから。
そりゃあ賠償金まで請求されても仕方ないわなあ、という実情なのか、あるいは男女平等にかこつけてるだけなのかどうか、はてさてどうなりますやら。