新兵衛の覚え書き

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K-POP人気が反K-POPへ

K-POPが、LGBTや軽々しいSexなど反イスラム的価値観を促進する、極めて危険な文化である事を理解し、キッパリと縁を切った」
これは、かつてK-POPに夢中になり、韓国語も熱心に勉強したムスリム男性の発言だそうです。「中毒」だったとも言っているとか。

インドネシアでは、K-POPの人気が結構あったようですが、最近は反K-POPに傾き出しているそうです。
K-POP離れではなく、反K-POPなんです。飽きられたのではなく、『反』なのです。
前述のK-POPファンだった男性の発言で分かる様に、反イスラム的価値観を促すから、なのです。
この男性は、元々は信仰心が厚くはなかった様で、1日5回の礼拝もまるでしない人でした。
インドネシアは、世俗的な生活をするそんな人が結構いた様です。
インドネシアは、人口の9割ぐらいがイスラム教徒でスンニ派です(全部がスンニ派かは知りませんが)。スンニ派は、音楽はいけませんし歌もダンスもダメです。
しかし、世俗的なムスリムが多くいたせいで、K-POPが流行る土壌があったのでしょう。◯◯48なんてな日本発のインドネシア版もあったぐらいですから、相当世俗的な人が多かったのでしょうね。

ところが、ここ最近インドネシア全体が急激に原理主義に移行して来ているそうです。
2018年には、チケット売上が悪くてコンサート中止になったり、CMに出て来る4人の女の子のミニスカートに抗議が殺到してCMが中止になる、という事もあったそうです。今後、そんなCMを流そうものなら暴動が起きるかもしれませんね。
これは、韓国民にどう伝わっているのでしょう。在韓外国人は結構な差別に合っていると聞きます、本当かどうかは知りませんが。
黒人や東南アジアの人には、特にキツイとも聞きます。そんな彼らが大人しくしてるとも思えませんが、彼らはどんな反応をするのでしょうね。

イランでは、ヒジャブを被らなくても良いではないかと訴える女性達が捕まるという様な事が起きてるかと思えば、インドネシアでは逆の動きが起きてるという、目の離せない状況になって来てる様です。


★参考……『イスラム2.0』(飯山陽著)