(＊『政治的非常識層』で検索すると、某氏の評が一面に出て来るから参照されたし)
N国党比例区の得票数は約99万票ですが、その半分は限りなく無色透明な『政治的非常識層』なのではないか、との某氏の評。
政治的非常識層という新しい有権者層が現れたのではないかとの事。
これ、早い話が「あまり考えずノリで投票してる」というdisりでしょうね。
残り半分は『ネット右翼古参兵』とかなんとか。
「NHKを潰せ」は、ネット右翼からすれば古典的な主張であり、熱はとうの昔にさめていて、標的はフジＴＶだの朝日新聞に移ってしまっていたのが、集金人撃退だのなんだのの動画を駆使するなどしてN国党の勢いが出て来た為、NHK叩きにネット右翼古参兵が戻って来た…そんな感じの評であります。
某氏は以前、『日本会議』の集票力は微々たるものだとの分析を、数字を使って説明していましたが、ネット右翼が盛んにNHKを叩いていた頃と熱がさめてからの、何らかの数字があれば面白かったのだけれど、現時点でのこの発言は、一応の当たりをつけての発言であり、今後じっくり調査して行くのだろうと信じたい。
『政治的非常識層』についてですが、過去にもノリで投票したと思われる現象はなかったのかを書いて欲しかったです。
某氏が感じるN国党代表の政治的無関心度を書き、そこから繋げて『政治的非常識層』という新しい層が出て来た的な理由付けになっている様に感じます。
つまり、政治的無関心度が高い候補者に投票する、主義主張のない思慮もしない層…という事かと思います。が、元々そういう人達は結構居たんじゃないかしら。
有名ってだけでゴッソリ票が流れちゃう事ってなかったでしたっけ？何考えてんだか、みたいな票の入り方って無かったかなあ、どうなんでしょう。
ただね、普段政治に関心の無い人がビビッと反応するってどんな事でしょう。
財布に直接関わってくる事なんじゃないかと思うのです。
民主党が政権とった時も、子供手当以外の事は全然分からないしどうでも良い、って人達がゴロゴロ居ましたから、受信料払わなくて済むならそれで良し、って人達が出て来てもおかしくないのです。
新たな『政治的非常識層』が出て来たというのは違う様な気がします。
