新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

パチンコの客の負け金額っていくらぐらい?

パチンコ業界の年間売上は、多い年で30兆円もあったそうな。パチンコ人口は3千万人もいたとか(どうやって数字を出してるのか分かりませんが)。
ところが、2018年は16兆円弱にまで落ち込んだとの事。パチンコ人口も950万人まで減ってるんだそうです。
店舗数は、最盛時の半分ぐらいに減ってしまったそうですが、機械の台数は1割ぐらいしか減っていないそうなので、店舗は大型化しているというのは誰にでもわかる数字です。

パチンコの還元率は80~90%と言われているそうですが、本当のところはどうなんでしょうね。
80%ぐらいだとすると、客の負け金額の総額は、2018年の売上から計算するに3兆円ぐらいになります。
パチンコ人口が950万人として、1人平均年間30万円ちょっと負けてる計算になります。
1人平均年間160~170万円の投資で30万円の損をしているという事です。N国党の代表の立花氏みたいにプラスの人もいるでしょうが、その多くは負けてるんだろうと思います。30万円どころではない負け方の人も結構いる様で、負けが原因で今までに数千人の自殺者を出しているそうです。
乳幼児を車に乗せたままパチンコに熱中し、子供が熱中症で死んでしまったのが60件くらいあるしで、パチンコは何らかの対策を早急に激しくやり、コントロール出来ない(依存症)の人を救ってやらなくちゃダメでしょうね。

年間1人平均160~170万円の投資をして損が30万円くらい。これを遊行費等別の事に使ったら160~170万円丸々戻って来ませんが、来年からそうしてくれたら日本経済にはかなり良い刺激になるかもしれません。
だって16兆円ですから。国の公共事業費はその半分ぐらいですが、それで何十万人が暮らして行けてるでしょうか。パチンコ業界に働く人は20万人ぐらいいるそうですが、それよりはるかに多いのです。
もしこの16兆円が毎年普通の消費に使われたら、パチンコ業界に働く人達を吸収できるぐらい景気が回復するかもしれないと思ったりします。
まあ、そんな単純に行くわけないですけどね。

パチンコは過激に規制して欲しいなあ。