新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

インフルエンザの方が危険?……あのねえ

指定感染症だから、陽性だというだけで収容しなければならなかったので、病床が足りなくなって来て混乱しただけ。今はホテル業界の協力もあるからなんとかなってる。再生産数が1を切って0.53になったし、7日間スパンで見た新規感染者数グラフは下降を続けているので終息が見えて来たのに、緊急事態宣言を解除しないのはおかしい……なんて言ってる人もいます。
季節性インフルエンザでの死亡者は、超過死亡者含め1万人ぐらいなのに対し、中国共産党(CCP)ウイルスが原因で死亡した人は500人に満たない(5/2に500人突破)から、インフルエンザの方が危険だ、とも。

あのね、CCPウイルスはまだまだ未知なんです。アメリカを見て下さいな。アメリカで最近、年間で6万人がインフルエンザで死亡しましたけれど、CCPコロナウイルスはどうでしょう。
3月初旬から感染者数がいきなり増えだし、2ヶ月間で死亡者数が6万人を超えました。物凄い集中度ですよね。
アメリカで、CCPコロナウイルスで亡くなった人は日本の120倍です、現在は。日本もそうなるかは分かりませんけれど、人口3倍で死亡者数120倍ってのを見てもインフルエンザの方が危険でしょうか。
アメリカは、医療費が高過ぎる事や保険にさえ入れない人が多いため、治療も受けられない人が多いから亡くなる人が多いなどと言うなら、インフルエンザだって治療を受けられないのは同じですから、年間死亡者数6万人ではすまず、2ヶ月間で6万人をはるかに超える死亡者がいてもおかしくありません。
インフルエンザは薬があるからそれで済んでると言うかもしれませんが、現在CCPコロナウイルスによる感染症への治療薬はありませんから、治療薬のあるインフルエンザと比べるには現在の死亡者数で見るしかないでしょうに。
現時点で危険なのは、圧倒的にCCPコロナウイルスという事になります。

何故アメリカが、集中治療室に入るほどの患者が一気に出たのか分かりませんが、現実に集中して出ています。
それでも、ニューヨーク州ではかき集めたりした人口呼吸器は余りだしたといいますから、選別医療(トリアージ)はしなくて済んだのでしょうね。
そのニューヨーク州だけでも、2万人以上亡くなっている(米全体の3/1)原因究明はこれからでしょうが、いくらニューヨーク市に医療を受けられない貧困者が集まっていたとしても、2ヶ月で二万人超ってなんなんでしょう。
インフルエンザの方が危険なら、医療を受けられない貧困者達が毎年ニューヨーク市だけで何万人も死んでもおかしくなく、暴動が起きまくってるかもしれませんね、死にたくないでしょうから。

再生産数1を切り、0.53になったのだから緊急事態宣言を解除しろ、という主張には何か違和感を感じます。
明日は我が身かもしれないCCPウイルスですから、TV・新聞にしか触れない人ならともかく、ツイッターにて人様の呟きに自ら絡んで行く…喧嘩腰絡みをする様な人であれば、インターネットからの色々な見方による情報は見ていると考えられますが、それなのにあまりに極端な、煽りとも感じる決めつけに違和感を感じるのです。

なんだろなあ、この人達は。
何かの意図が有っての行動なんでしょうか。

ああ、違和感。