彼は、差別がある事の何が悪い、そういう発言をする事があります。
内容を聞くと、他国籍の人に選挙権は与えるなとか、他国籍の人への生活保護は廃止せよとか、公務員に就けるなだったりします。
「出て行け！」とちょくちょく言ってますが、日本国に仇なす者は出て行けとか、そんなに日本や日本の価値観等が嫌いなら出て行けであって、日本国籍の人だろうが何だろうが関係なく「出て行け！」と言ってますから、人種差別主義者とは言えない様です。なにせ、外国人も日本人も関係ない様ですから。
では、民族での差別主義かと言えば、価値観が合わないとか嫌いとかでの発言はあります。
或民族が、籍を置く国内で価値観を通すのは知ったことではないが、それを日本で通させないのは差別だなどとふざけた事をぬかすな、そんな奴は出て行け、という内容です。
これ、防衛本能みたいなものではなかろうか。
とするなら、彼の防衛本能を発動させてしまった事を行っている者達が存在するという事になりはしないか。
彼の内心は彼にしかわからないので、言動でレイシストと判断しようとするのはわからないでもありませんが、他国籍者と見れば誰彼構わず襲いかかったり罵倒したりという行動は行わないところから、彼はレイシストでもなんでも無いという見方も出来ます。
他国籍の人への生活保護を廃止せよというのは、経済的に自立出来ない人は基本的に日本に滞在出来ないという法律がありますし、自立出来ない人は籍の在る国が面倒をみろ という考えでの「廃止せよ」なのです。
タカリかけやがってという様な激しい言動ばかりがクローズアップされていますが、上記の如くが主張であり、「タカリ…」の言動は当たり前の様に要求して来るのが非常に腹立たしいからのものでしょうね。
税金を払ってるのだから…は、税金はある意味利用料金であり、治安のサービスも平等に受けられます。しかし、利用料金が払えなくなったら引き払わなければならない、という事になるかと思います。
選挙権とか公務員とかは、その国を支えるものですが、人間というのは帰属先の人達と群がるものです。帰属先ばかりでなく、思想心情でも群がります。
人間というものはそういうものですから、国籍で群がるのは仕方ありません。
群がったらどうなるか。帰属先の国の便宜、利益をはかりたくなるのは当然です。しつこいようですが、人間てそういうものですから、他国籍者に選挙権を与えたりとか公務員に就けたりとかするのは不味いと考えるのは当たり前です。
確かに、日本第一党党首の言動は差別の煽動になる可能性はあります。ありますが、煽動される土壌が出来ていなければ影響は出ないでしょうね。
日本人はお人好しでして、ホイホイ受け入れてしまう傾向が強い反面、防衛本能が働いて他所者を攻撃して歩くという行動は余程でなければ行いません。
なので、民族的に差別主義だと言う人がいるなら、それは何か意図して言っていると思って良いでしょう。
差別主義ではない民族である日本人が、もし煽動されて行動を起こすとすれば、我慢できない事が跋扈しているからという事になります。
そういう現状が無いのに煽動される事はありませんから、法律でヘイトスピーチをどうこうするという必要もないのです。
インターネットにおいて、いわゆる愉快犯とか以外で保守？的発言が左翼的発言よりも圧倒的に閲覧とか視聴とかが多いのは、煽動されかねない現状がかなり有るのではないかと思います。
日本第一党関連の動画の再生数が頭打ちなのは、現状を知らない人が多いからでしょうね。
摩擦が起こる様な、「もう嫌、なんとかして」となる地域が全国に在るわけではなく、近所に在日の人が居るけど普通に付き合ってるというのがほとんどだから、日本第一党の主張には「何？それ」でしかないのでしょう。
元々興味も示さない人の方が圧倒的に多く、在特会の名もシバキ隊の名も多くの人に知られないまま時に埋もれてしまったぐらいですから、日本第一党の動画の再生回数が伸びないのも仕方ありません。
しかし、興味を持たれないままレッテルが先行して知られて行くという可能性はあります。
党首の他に、人を惹き付けられる違うタイプの人が現れて来れば少しは変わるかもしれませんが。
