新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

『差別脅迫状』って?

神奈川県川崎市の公共施設に、在日韓国・朝鮮人を殺そうという内容の年賀状が届きました。
それに対して、当然「許すまじ!」という動きは出ます。
しかし、許さないぞという動きが直ぐに出たものの、殺害対象にされた在日韓国・朝鮮人の身を護る為の、別な動きはされなかった様です。
これは、警察への届け出案件でしょうに、届け出がされていないという事です。
届け出されたからといって、確実に安全安心になるとは言えませんが、こういうのって届け出ってしないのが普通なんでしょうか。
この脅迫年賀状に対する川崎市長の発言、神奈川新聞の記事、法律を作る為として国会議員が複数人集まる(これは動きが早すぎて解せない)……とか、色々発信しています。
ところが、警察の届け出がされないままだそうです。今現在の対象者の身を護る行動の一番は、警察をしっかり動かす事ではないのかなあ。

何か変だなあと思いながら観ていましたが、1月29日になって再び脅迫状が届きました。
届いた先は、市役所の一職員だそうです。この職員ってどんな人?
脅迫状には、対象の公共施設を爆破すると書いてあったそうで、対策として敷地への入り口辺りに警備員を配置しています(画を見ましたが、そういう緊張感のある場に立つ警備員で、私の知る限りでは腰掛けてる姿は見た事がありませんが、腰掛けていました。やたら緊張感のない小汚い感じでして、警備会社から派遣されて来た人ではないのでは?)。
更に、「警察に相談中」と記事にはありましたが、届け出はしたんでしょうか。捜査してもらわなくちゃ、危なくて仕方ないじゃないですか。
なのに、パトロールを増やしてもらうとしか書いてありません。
「子供がー!」という声を書いてあったり、子供が怯えていると書いてあったりしますし、市長も「断固許すまじ!」的に発言しています。
が、対象者の身を護る動きがお粗末。
身を護るのは二の次なのではないか、そう疑うネットの書き込みは幾つも見ましたが、私もそんな疑いを持っていましたが、次の表現で疑う気持ちが強くなりました。

『差別脅迫状』
なんですの?脅迫状に差別を冠するって。
何かを目的に印象操作してると思う人が出て来かねないです、こんな事やってたら。
脅迫年賀状が届いた後も再度の脅迫状が届いた後も、行動や言動を合わせて観ると違和感があるのに、『強制徴用』の様な過激な単語を乗っけて印象付けして押しきろうとする姿と重ね合わされ、潰されかねないのではないだろうか。

差別だ差別だ言ってるけど、敵視のレベルでしょうに。敵に「差別を止めろ」とか言わないですよね、普通。

『差別脅迫状』の表現は違うと思うよ。
怪しまれる可能性が高くなって来た感じだなあ。