新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

ネットから情報を得る人の内閣支持率

ネットだけから情報を得る人達は、TV・新聞だけから情報を得る人達に比べ、内閣支持率が高いのだそうです。

ネットだけだから新聞を読んでいないと思う人は、それこそ分かっていないのです。
無料で読める電子版に、ザッと目を通していると考えないのでしょうか。
ネットを見ない人ならば、そんな事が頭に登って来ないでしょうから、新聞を読まないダメな奴らという意見に騙されるのです。

無料で読めるものだけでも、現在起こっている事を知る事が出来ます。政権に対してとかの批判なのか何なのかもそれなりに読みとれます。
そして、SNSにて反政権側などの人物の発信している記事や違う側などの、幾つかの記事にも目を通して行きます。
それで、内閣を支持するとかしないとか決めます。
勿論、兎に角内閣支持の人も居れば、その時によって不支持になる人も居ます。
その時によって不支持なる人でも、選挙においては野党には投票しない、という人はもしかしたら多いかもしれません。何せ、見比べている可能性が高いですから、そういう人達は。
だいたい、ネットからしか情報を得ない人達の、いったいどれだけの人が普段政治に関心を持って過ごしているかを、「ネットしか見ない奴はー!」という人達は頭に登って無いのではなかろうか。

兎に角『内閣を支持しない』人達(まあ、反安倍でしょうが)は、政治に関心の無いネットから情報を得ている人達をどう考えているのでしょう。
ネットからの政治情報は、普段見る事はないでしょうね、そういう人達は。
じゃあそういう人達がアンケートに答える時、何を基準に答えるのでしょう。
自分に直結するかもしれないと感じる事が有った時(たぶんそういう事は少ない)で、友達とか同僚と話している時にその話題が出た時の雰囲気を思い出して答える人達が居ますが、そういう人が多いのではないかと思います。
普段は、積極的に支持不支持を考えているわけではない、そういう人達は、スマホからサクサク情報を得られる様になる前から政治に大した関心は無かったと言って良いのです。
ネットで簡単に情報を得られる時代の前は、TV・新聞から情報を得ていたわけですが、そういう人達はその時代から政治に大した関心は無かったのであり、ネットの時代になったからといって、関心を持つ様になる人は少ないです。
ネットの時代に移行してから関心を持つ様になったという人はたまに見かけますが、その他多数は政治にはあまり関心が無いと思います。
これは、ネットへの移行後に育った人もそういう傾向にある様です、つまり政治に関心が無い人達が多い。

ネットでの支持率アンケートを行うと、内閣の支持率が高くなるのは何故でしょう。
早い話が、野党がダメダメなうえ、ネットで簡単に比べる事が出来る様になったから、でしょうね。
現内閣が素晴らしいワケないのです。なのにこの状態なのは野党が兎に角ダメだから、と私は思うのでありました。

根拠は……科学的に分析したワケじゃありません、私が周りを見て来て感じた事を言ったまでです。