新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

2019年1月はインフルエンザで1600人以上死亡

20:19年1月は、1日平均54人がインフルエンザで死亡しています。
ただし、この数字は直接の死因で、超過死亡は含まれていません。超過死亡を含めると、3倍になります。
つまり、1日平均約160人が亡くなっていたわけです。

中共コロナウィルスが陽性であれば、全てコロナ死亡者数にカウントする様通達が出ていたとかいなかったとかの話を聞きますが、感染(有症状の事)による影響で持病が悪化し、持病によって死亡した場合はカウントされているみたいですから、単純に「コロナでー!」と報じるのは、単に恐怖を煽ってる様なものなので、東京都が「煽らないで下さい」と発するのは間違いではありません。持病が有る無いは大きいのですから。
ただし、実際に中共コロナはインフルエンザより現時点で怖いのは間違いありません。
マスコミは単に煽り続けているだけに等しいので、情報から色々判断して声を上げる国民が増えないし、麻痺してしまい、プチ宴会?を屋外でも繰り広げる人がドンドン出てくるのです。
煽るのではなく、誰かを攻撃批判するのを第1目的にもせず、淡々と取材調査分析をして、更に取材し……をしながら記事にして行けば、たぶん国民は政策を行う側にレベルの高い批判が出来る様になるでしょう。
「てぇへんだ、てぇへんだ、政権は何やってる、東京都は何やってる、何人感染最高記録、何人死亡累計○人!、〇〇人3日連続!……」こんなんばっか。
まあ、ジックリガッチリ淡々と調べられて記事にされて行ったら、行政側は焦せ焦せになるかもしれませんが。

中共コロナとインフルエンザの重症者数を比べてみました。
インフルエンザの場合も、酸素吸入を要するまでは行かないまでも、肺炎の所見が有って息切れしている様ではいつ酸素吸入が必要な状態になるかわかりませんので、入院は必要かもしれません。
当然、酸素吸入が必要なら入院でしょう。
2018〜2019のシーズン(約6ヶ月間)に入院した人は約2万人ですから、月平均だと3000人を超えます。
超過死亡を含む死亡者が、1月に集中し約半分。
という事は、1月に1万人が入院した事になります。
勿論、入院療養中にインフルエンザに感染した人の数が分からないので、単純には比べられないのですが、入院して(或いは入院中にインフルエンザに感染して)インフルエンザの治療を受けた人は、1日平均約340人になり、そのうち約160人が亡くなって行った事になります。

1日平均の人数が、毎日新規と入れ替わるわけではなく、一人が何日間にも渡って入院治療を受けるわけですから、千人とか2千人が危ない様態で治療を受けている日もあるわけです。
全人口の1割以上が集中する東京都は、単純に計算するなら重症者が100人や200人居る日が有ってももおかしくありません。
これって、毎年の事じゃないかしら。
現在の東京都の重症者は100人弱だそうですから、インフルエンザとあまり変わらない。
ただし、入院数となるとかなりコロナの方が多いです。
入院数は現在約3200人で、7月に入って1600人以上増えていて、平均しても毎日55人増えている計算になります。
これは、現在入院している人ですから、退院した人を含めたら、いったい何人になるのでしょう。
前述したインフルエンザの入院者数が、1シーズンで2万人。
人口比で単純計算すれば、東京都での1シーズンにおける入院した人は、2000人ちょっとでしょうか。
で、東京都の現在の入院数は約3200人。
方や1シーズン、方や本日だけで。

軽症での入院者が含まれているのかもしれませんが、入院数だけで観たら物凄く多いです。
これが全て中等症②以上なら、結構マズいです。
症状が入院するまでに至らない人の率が上がって、要入院者の率が下がっても、感染者の数自体がガンガン増えたら率が下がっても数は増えます。

ワクチンにしても、接種するのは何だか怖いとか効き目があまり……、的になる様な報道をしておいて、ワクチン廃棄をガンガン叩いていれば、若い人で接種に行くのが面倒くさい人は接種しない理由に使います。
中共インド株(デルタ)に対する効果が下がった事に意識を集中させる様な報道の仕方をしてりゃあ、ワクチン接種は進まないでしょうね。
ワクチン接種完了者の方が、遥かにリスクは下がるのは世界中のデータから明らかなので、報道機関は邪としか言いようがありません。

インフルエンザと比べてみても、死亡者数は少ないです。高齢者へのワクチン接種が効いているとしか思えません。
一方、酸素吸入が必要になる程の感染者は、インフルエンザより遥かに多くなりそうです。
という事は、医療が逼迫するという事です。
この程度の事を、何故報道出来ないのでしょうか。

新聞を読んでいる人は、まだまだ沢山居ます。
TVを視ている人も、まだまだ沢山居ます。
この人達が、淡々とデータを基に論理的に語れる様に報道していたら、中共コロナの状況は随分と変わっていたかもしれません。

マスコミって、一体何なんだろう。