アメリカで、コロナワクチン未接種者と接種者の陽性率を発表した機関がある。
数ではなく率。
アメリカにおいて、ワクチン接種が1回目や2回目を打っていた頃は、未接種者の陽性率が高かった。
しかし、3回目4回目の頃には率が逆転する。
コロナの変異ウイルスで大流行したものが幾つかあるが、新たに大流行するウイルスが出て来る度に感染力を増した。
ワクチンはバリアーではないから体内への侵入は防げないが、人工的に免疫を作り出して侵入したウイルスを叩く。
自己免疫+人工免疫で撃退力強化という事になるから、ワクチン未接種者より撃退力が強くなるはずだ。重症化率も未接種者より低くなるはずだ。
重症化率については聞いていないので分からないが、重症化率が低いなら、陽性率も低くなっておかしくない。撃退力が強いのだから撃退時間も早くなり、陽性率は当然低くなる……はずなのに、なぜ未接種者より接種者の方が率が高いのか。
3回目より4回目接種者の方が率が高いそうだ。
新たな変異ウイルスが大流行しても、未接種者の陽性率は接種者の率を下回る様になったのは何故か。
勿論、大流行する度に未接種者の陽性率は上がるけれど、接種者の率はそれ以上に上がるというのは何故か。
自己免疫+人工的免疫が両方働いているうちは良かったのだが、ワクチンを打つ回数が増える毎に、自己免疫力が落ちてしまうのかもしれない。
所詮人工的なものは援軍でしかなく、あくまでも本隊が強くないとダメだという事なのだろうか。
未接種者は本隊のみで戦って来たから、本隊が鍛えられ続けたと言える。だから、感染力がより強い変異ウイルスが流行っても、接種者より陽性率が低いのかもしれない。
接種者の、鍛えて来なかった本隊は逆に弱くなってしまったのかもしれないから、感染力が強くなれば居着いたウイルスを撃退する期間が長くなる、という事だろうか。
科学的分析が待たれる。