新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

LGBTと生理的嫌悪の事

男と女、普段の装いが違う。

男でもピアスをつけている者はいるから、ピアスぐらいならチャラい人?ぐらいにしか思わないし、指輪だってネックレスだって女が身につけるもの、という感覚は無い。

しかし、紅をひいていたりスカートにストッキングにハイヒール、とかの装いだと珍しい事から、一瞬「ん?」となるのは確か。

化粧法にしても、怪人27面相的な目的で進化したわけではないだろうから、男が化粧をすると、極端に言うならチンドン屋みたいな感覚で見てしまう。

勿論、化粧をしている者は笑いを誘う為に化粧をしているわけではないから、笑ってしまうのは大変失礼である。

女の装いは、マジョリティの女によって染られていて、進化も流行もこれらの女の中で起こる。

だから、外見が男には合わない。合わないから、たぶんトランスなんだろうとか思う前に笑いが出て来かねない。

現在は、トランスの事がしょっちゅう取り上げられるから、直ぐにトランスだろうと思える様になって来たので、先に笑いが出てしまうという事はあまりないだろう。子供達だと分からないが。

 

日本では、装いが合わなかろうが普通に接する。欧米やイスラムみたいに迫害するという価値観は無いと言って良い。

もし日本において、クリスチャンなりムスリムがその類の者に何かしたら、「何だお前は!」となるだろう。LGBTを罪だなどという感覚は日本人には無いからだ。そういう者もいる、という感覚でしかない。

だから、物を売らないとかそういう事はしない。

 

しかし、人間には生理的に無理、というものがある。

これはどうしようもない。何が無理かと言えば、色恋的には無理というのがある。

デブは無理、ガリガリは無理、同性は無理……これを差別だ人権無視だと抗議されてもどうしようもない。

体型は変えられるが、性自認は変えられないから一緒にするなと言われる。確かにそうであるが、無理なものは無理なのである。

外見がどうであろうが、友達というならよくある。しかし、色恋の領域に入って来ると別なのだ。

それは、当事者達は良く解っている様で、だから行動はジックリなのだろう。

アレもコレも差別だ何だと言う勢いの活動家達に、眉をひそめる当事者達を攻撃する活動家達に、当事者側にも声を上げる人達が出て来た様である、「迷惑だ!」と。

 

まったく、面倒な世の中になったもんだ。