小西ひろゆき参議院議員といえば、クイズ王と揶揄される事もある人気者?であるが、それなりに政治に関心のある人以外にはあまり知られているとは思えなかった。
今回の高市大臣への「捏造」追求での国会での騒ぎに関心の無い人達には、小西ひろゆきという名前が広まる感じは受けなかった。
高市大臣が何か追求されてる、程度の認識はしただろうけれど、関心の無い人達には誰が追求を始めたのかはどうでも良かったようである。よく分からないけど、高市さんはどうなるんだろう、程度である。
批判(攻撃)される人が1番目立つのが常。批判される人しか一般人の記憶に残らない事は多く、批判する側への認識は「〇〇党頑張ってるなあ」程度で、個人が名を馳せる事はあまりない。
小西氏は暴力的な言葉選びが目立つだけで、聞いている方からすると、いつもそんな言葉を聞くのは嫌なものだ、コアな支援者ならまだしも。
名調子でユーモアがあり、喩えで選ぶ言葉は柔らかくとも突きどころが鋭いと、個人であっても記憶に残る。
小西氏にはそれが無いので、〇〇党の人に一括にされる。
まあ、記憶に残るか残らないかと業績は別な話だが。
さて、マスコミに取り上げられる対象が小西氏になる時が来た。批判的取り上げである。
小西氏の「サル」発言が発端となり、小西氏がマスコミにも噛み付いた為、取り上げられる様になった。
この事により、小西ひろゆきという議員の知名度は上がったのではないか、と考える。
ただし、悪知名度ね。
ネット界隈の政治に関心のある人達には、小西氏は知名度抜群であったが、左翼的な事が嫌いな人達には悪知名度として。
これからは、一般人にも小西氏の名は広く記憶されることだろう、悪い意味で。
悪知名度であっても、知られる事に変わりはない。これから先、悪知名度が更に上がるのか、印象を変えて行けるのかは小西氏次第である。
が、「法的措置!」を直ぐに示す小西氏には、今のところ明るい未来は見えていない。
知名度が、「致命度」になったと言われる様な事にならなければ良いのだが。