新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

茶髪は不快ですか?というツィート

地毛が茶色の人は居るものです。私の職場にも居ました。既に茶髪は世に溢れていたので、珍しくもなんともなかったです。まあ、この人は瞳もブラウンでして、肌も白いので目立つといえば目立ちますが。

さて、ツィートにこんなのがありました。茶髪は不快ですか?と。
その人は地毛が茶で、親もそうだと。
会社の面接で、「うちは染髪禁止なんです」と言われ、「地毛なんです、親も。」と答えたところ、「黒く染めて面接に来るものだ」と言われた、と。
面接の結果がどうなったかは分かりませんが、変わった会社であります。染髪禁止の会社に黒く『染めて』来いってんですから。

で、投稿者は「茶髪って不快ですか?」と投稿。
茶髪は既に世に溢れていまして、度合いにもよりますが風景に溶け込んでいます。市民権を得ているというふうにも言えます。いまだに、茶髪はダメという会社は在るかもしれません、最近ネットを騒がせた「白人の金髪の生徒も黒く染めさせる」という学校も在るぐらいですし。でも、茶髪だというだけで不快だと感じる人は、もうあまり居ない様に思います。でも、何故ダメだと言う人がいまだに居るんでしょう。

茶髪が世に目立ち始めた頃の担い手ってどういう人達だったかが、どうして茶髪をダメだとされていたのかを考えるヒントになるでしょう。
私が見た範囲で言うなら、担い手は素行不良の人達や、夜の世界の人達。少年少女が染髪したりを始めると、成績が落ちるという事は結構ありました。染める自体が悪いというのではなく、不良的な生活に引き寄せられて行くという感じです。引き寄せられて行く課程で染める、とも言えますが、一つのサインでありました。どこにでも、いい加減な人やだらしない人や不真面目な人は居ますが、それがたまたま茶髪という目立つ人だった為に強く印象に残る事が、日本中で有っただけなのかは分かりませんが、「やっぱり茶髪はダメだな……」なんて話を聞いた時代もあります。
今はそんな話はほとんど聞かなくなりました、茶髪(度合いは別にして)だらけですから。

茶髪に不快を感じる人は、その昔に原因が有ると考えられます。素行不良などを茶髪によって連想してしまうんでしょうかね。
茶髪によるそういった連想をする人達は、極少数派になっている事を願いたいですね。