YouTubeの動画一覧に、「アムウェイの勧誘を論破」と出ていたので再生してみました。
東大出身者が論破したという内容。
一般での日用品の消費月額平均5000円ぐらいなのに、アムウェイの商品を使って収入を得ようとすると、グループ○人で１人○円消費して、貰えるのは消費した額のわずか数%やないかい！…てな感じで論破しちゃったとの事。
それに対する反論(論破の論破)動画も上がってましたけど。
私も、はるか昔に会員だった事はありますが、既存の仕事に大した不満もなかったし、何だかんだと出かけるのが嫌なので、付き合いで入ってただけ。シャンプーと石鹸ぐらいしか買いませんでした。
私を誘った人を誘った人(アップのアップ)が、直接に私に「頑張ろう」とか声を掛けて来てましたが、「は？」でしかなかったので、しまいには「あんた夢ないね」だって。
まあ、大きな集まりに付き合った事はありますが、周りの盛り上がりにドン引きでした。
「サッサと飲みに行きて～」でしかなかったです。
仲間を集めたり盛り上げたりするのが上手い人……ムードメーカー的な能力のある人ってそれなりに居るものです、影響力の大小はあれ。
その大小がグループの規模になってたりします。
「私、こんな事できる人間だとは思ってなかった」なんて人が居て、そんな自分を「私は変わる事ができました」と皆の前で体験談を発表してる人も居ました。
元々そういう資質が有る人が覚醒させられるなら、それはそれで大変結構な事です。
が、資質の無い人の方が圧倒的に多いですよね。
個人事業主的で高い収入を稼ぎ出す人って、大抵は仕事に多くの時間を使っています。のんびりやりながらも継続的な高い収入を得られる人って、極少数であります。
権利収入(いわば不労所得…株式配当みたいなもの)で楽々暮らせる様になる人なんて極わずか。
元手が必要か不要かとは別な話で、頑張ったからといって皆がなれるものじゃありません。
まあ、挑戦するのは構いませんけれど、極わずかな人達の仲間になれなかったからといって、それが当たり前なのであり、いつまでもズルズルと引き摺らない事です。
因みに、高校野球の夏の甲子園に出られた高校の数、第100回大会では56校だったそうです。
参加したのが約3800校で、全野球部員の数が約15万人。甲子園でベンチ入りできるのが18人という事ですから、0.67%の部員しか甲子園の土を踏めません。
アムウェイのダイレクトディストリビューター(DD)というのになると、成績ボーナス以外に別なボーナスが支給されますが、このDD以上の会員というのは全会員数の0.6%行くか行かないかです。
甲子園出場校になるのも大変ですが、ベンチ入りするのは更に大変なのは周知の事実です。
確率だけで言ったらアムウェイも大変なんです。
野球のレギュラーだと0.34%の確率になりますが、アムウェイの年収一千万円以上の人は確率0.07%ですから、甲子園出場校のレギュラーになるより更に大変なんです。
月に20万円以上貰っている人＋貰った事のある人は、全会員数の1.5%ぐらいだそうですから、ダウンと呼ぶ人に対し、『叱咤激励？』はやり過ぎない方が宜しいかと。
あとこれだけ注文すればレベルが上がる、とばかりに注文させたりするのは考えものです。
