新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

大東亜戦争という名を聞くと目付きが変わる人がいるけど、タイでも大東亜戦争と呼ぶそうな。

大日本帝国海軍は『太平洋戦争』と呼んだ時期もあるみたいだけど、閣議決定で『大東亜戦争』となりました。
教科書が太平洋戦争となっているのは、GHQの政策をそのまま現在まで利用しているからなんだそうです。
アメリカからすれば太平洋での戦いでしょうが、日本からすれば違いますので、教科書も『大東亜戦争』とするのが正しいかと思いますが、何故か歴史学者達も教職員達もメディア界も左翼も『大東亜戦争』と呼ぶと目付きが変わります。

チャイナ大陸でも奥地まで戦場になっていますし、満洲とモンゴルの境辺りでソ連やらと殴り合いしてますし、インド洋まで行っちゃってるのですから、『太平洋戦争』と一括りにしてる方がおかしいのです。
中華民国からすれば『中日戦争』であって『太平洋戦争』ではありません。
確かに多くは対アメリカだったとはいっても、イギリスだって南アジア辺りで踏ん張っていたんですから、日本からすれば『大東亜戦争』がより正確だと思いますが、違うんでしょうかね。

因みに、タイで「太平洋戦争の時の…」みたいな事を言うと、「あ、こいつはタイの事を知らない」と思われるかもしれないそうです。
タイでは、当該戦争を『大東亜戦争』としているとの事。日本語に直訳すると『大東亜戦争』なんだそうです、直訳すると。
まあ、聞いた話しでしかないので、実際にタイでは『大東亜戦争』になっているかは私にはわかりませんが、たぶんそうかもしれません。
タイにしたって『太平洋戦争』ではないのですから。