斧を振るうシーンといっても、殺人という様なシーンではなく、薪を割ったり木を切ったりするシーン。
現在が設定の場なら、なかなか出て来る様なシーンではありませんが、時代を遡った設定ならたまに出て来るシーンかと思います。
斧を振るう姿を見れば、その役者が斧を使う事に慣れているかどうかはわかります。
昔は農家の出身者もそれなりに居たでしょうし、家事で力仕事をしていた人も居るでしょうから、斧を振るったりスコップを使ったりに慣れている人はそれなりに居たと思います。
あまり使った事がない人は見ればわかります。
鉄腕ダッシュに出ているTOKIOのメンバーなら、長い間番組の中で使ってる様ですから、扱いに慣れているでしょうね(私は観た事はないのですが、たぶん慣れているでしょう)。
アメリカのＴＶドラマに、コンバットという戦争物があります。ドイツ軍と戦うアメリカ軍の某分隊を描いた作品です。
分隊が斥候に出ていた時だったと思いますが、ドイツ兵が小さな簡易陣地みたいなものを造っている場に出くわします。
ドイツ兵数人が、邪魔になる？背の低い木を斧で切っているシーンが出て来ます。
何故か皆さん斧の振るい方に慣れていました。
コンバットは、1962～67年に放送(アメリカで)されたドラマなので、出演者は端役も含め子供時代は斧だのスコップだのを使う機会が身近にあった人達が結構居たんじゃないかと推測されるのです。
そういう事を感じながら観るのも、なかなかに面白いな、と思うのでありました。
