共産党の志位氏は、2000年から委員長の座に在ります。党内での選挙って有るんでしょうか。
ちょくちょく出る質問ですが、共産党からの答えは「有りますよ、党規約に規定されていますから」です。
第３条『すべての指導機関は選挙によってつくられる』とあります。(私からすれば、この『指導機関』の指導という名付けかたがスンゴク嫌)
第１３条『党のすべての指導機関は、党大会、それぞれの党会議および支部総会で選挙によって選出される』となっています。
なんだ、選挙をやってるじゃん、独裁ってのは嘘じゃん……と思った人は次を御覧あれ。
『選挙人は自由に候補者を推薦することができる。指導機関は、次期委員会を構成する候補者を推薦する。選挙人は、候補者の品性、能力、経歴について審査する』
『指導機関は』とは、機関を構成している現委員の事だと思ってよいです。
「我とおもわん者は名乗りを上げ～い！」ではない様です、つまり自らの立候補が謳われていないんです。『自推他推を問わず……』的な事が謳われていないのですよ。
聞くところによれば、トップが決めて指導機関が推薦という形になってるとか。
で、選挙人に渡される名簿をそのまま返せば推薦に賛成という事になるらしいのです。
本当かどうかは分かりませんが、そうだとするなら選挙とは言えませんよね、これ。
だもの、40年間とかトップに座り続ける事もできるわねえ。
志位氏も20年近く委員長の座に在りますが、不破氏が院政でも敷いてるんじゃないかしら。志位氏に禅譲した様に見せかけての院政ではなかろうか。
宮本氏にトップの座を譲らせた後直ぐに力を一切奪ったとも思える不破氏ですから、権力亡者な可能性が強い。
しかし、表上いつまでもトップに居ると都合の悪い御時世だからか裏から操るのが得だからか知りませんが、裏にまわって操る選択をしたと推測します。
矢面に立つ必要がありませんから、美味しい立場でありますな。
党内に不破網でも張り巡らしてるかもしれませんね、コッソリ不破シンパを造っての網。
党内は権力欲のぶつかり合いでドロッドロだったりして。そんなんじゃ、立候補に名乗りはあげられませんわなあ、危なくて。
硬直化も凄いんじゃないかと思います。
まあ、自らの立候補が無い様じゃ、選挙とは言えませんやねえ。
本当のところはどうなんでしょう。
