新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

あなたもアイヌになれる?みんなでアイヌになろう?

札幌で、講演会のお知らせに書かれていたものです。
これに対し、ヘイトだとして某集団や共産党市議が抗議して講演会阻止をしようとし、抗議勢力を北海道新聞も後押しをしていましたが、講演会は行われました。

『あなたもアイヌになれる?』
『みんなでアイヌになろう?』
これは何を言おうとしているのでしょう。
これは、ザックリ言うなら「利権」の事を言っているのです。北海道アイヌ協会への補助金は利権になっているというものです。
北海道アイヌ協会アイヌと認定してもらった人は色々な補助が受けられますのが、アイヌであっても北海道アイヌ協会を通さないと補助が受けられないという事でもあります。
アイヌ系の人達の9割は認定を受けていない、つまり協会員ではないとも聞きます。
アイヌ系の人達の大多数がメンバーになっていないのに、『あなたもアイヌになれる?』『みんなでアイヌになろう?』ってどういう事なんでしょう。なんか変です。事情を知らない人が聞いたら、頭がこんがらがるのではと思います。

国とか自治体等が認定するのではなく北海道アイヌ協会が認定していて、認定された人は色々な補助が受けられるという事に疑問を持って観ると、その怪しさが感じられると思います。
協会が役所に捩じ込んで認定させる…生活保護にはそういう場合が結構あるようですが、認定しているのは北海道アイヌ協会で、補助金の給付も協会が委託されている様で、役所への報告を役所は精査していない様です。
これ、かなり補助金を好きに出来る…謂わば、不正をやってしまう土壌を造ってしまってる様なものなんです。人間て、こりゃおいしいや、という誘惑には弱いものですのに、こんなシステムにしたら補助金にタカる人が出て来てもおかしくありません。
現に、北海道アイヌ協会に加盟する地方のアイヌ協会での会員の増減が凄く不自然なのを見つけた人が役所に調査させたところ、増えた分の人達は皆さんアイヌとは関係ない人達だった事がわかりました。

北海道アイヌ協会アイヌ認定基準は、アイヌの血をひく人・配偶者・養子縁組をした人・それらと同一の生計を営む世帯の人、だそうです。
え?何でしょう、この基準。
なるほど、『あなたもアイヌになれる?』『みんなでアイヌになろう?』の意味はそういう事でした。
早い話が、『アイヌ』の名を利用したタカりではないのでしょうか。
これって、アイヌの血をひく人達の誇りを何とも思ってないのではなかろうか。
大多数の人達が加入していないのはこういう事情があるからかもしれませんね。「恥ずかしいまねしやがって!」と思ってるのではないかと。
でも、協会の中心はギャアギャア喧しい(人権活動屋みたいな)人達なので、相手にすると面倒くさいから近付かないのかもしれません。

その他大多数のアイヌ系の人達には大迷惑ではなかろうか。