新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

イスラム教徒は、心霊スポットとかをどう観てるんでしょうね

イスラム教の事は、飯山陽氏の『イスラム教の論理』を読んだだけなので、全然分かりません。
日本人とは死生観が違う事は、なんとなく解りました。
日本人にも、死後の世界など無く、霊なんか存在せず死んだらそれで終了という人々と、霊も死後の世界も存在するという人々に分かれていますが、いわゆる唯物主義者は別にして、天国や地獄が存在するという事自体は、イスラムでも日本人でも同じ様です。

日本だと、地獄の世界は多種多様ですが、イスラムの世界での地獄とはどんな所かよくわかりませんが、「地獄の業火に永遠に焼かれ続ける」みたいな事は聞きます。キリスト教もそんな感じだった様な。
日本でも「業火に…」はちょくちょく言われますが、極寒地獄だったり針の山だったり血の池だったりと色々あります。イスラム教にもキリスト教にも色々あるのかは、あまり興味がないので分かりませんが、そのうちに調べてみるかなあ。
まあ、天国と地獄はあるわけです。

イスラム教もキリスト教も、最後の審判があって、その時に天国行きか地獄行きかが審判されるそうで、最後の審判を墓で眠りながら待つのだそうです。
肉体が復活するという事なんでしょうか。だから火葬はしないんでしょうかね。
現代の日本人とは随分違います。日本人は、唯物主義者もそうではない人も、死んだら肉体自体が復活するとは考えないですから。

天国や地獄自体の存在は信じても、イスラム教では霊という存在は認めているのでしょうか。記憶違いでなければ、認めていなかったと思います。
確か、人霊ではなく悪魔という認識だったと思います。
人は、死んだら墓で眠るものであり、あちこち歩き回ったり取り憑いたりはしない、そういう事をするのは悪魔だ、という事らしいです。
なので、たとえば霊能者という人が除霊をやってるのを見ても、インチキか悪魔を退治していると思うでしょうね。
で、霊能者が「私の守護神は観音様」とか言うと、「それは悪魔だ、悪魔が悪魔を退治していい気になってるだけ」とか言うかもしれません、真剣に。

イスラム教徒からすれば、心霊スポットは悪魔スポットかもしれません。
ムスリムをそういう所へ連れて行ったらこうなった、観たいな話は今のところ見つからないので、ムスリムがどう言うか分かりませんが、『ムスリムと心霊スポット巡り!』みたいな動画があったら視てみたいと思うのでありました。