新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

強制徴用

韓国で使われる『強制徴用』。
これは、感情を呼び起こし駆り立てる為の造語ではないのか。

徴用自体が強制ですから、強制という意味が含まれているのに、なぜ徴用の前に強制を付けるのでしょう。
兎に角酷い事をされたんだ、を強調して益を得ようとしているか政治利用の為としか思えません。
無理矢理感情を造り出すとか、死火山をいきなり活火山にしようと煽ってるとしか観えません。
そういえばそうかも、なんて事で無理矢理心に火をつける人が出て来てしまったといったところかと。

宗主国が属国に、お前のところも徴用という法律を作って人を集めろ、さもなくば王以下の首をはねる、と強制されて徴用の法律を作った……なら、「徴用の強制」かもしれませんが、徴用という法律の基での動員自体を強制徴用とは言いません、単に「徴用」です。
外交の失敗等が徴用に結び付いて行ったのでしょうが、やらなきゃやられるの時代で、国民皆が協力しなきゃ呑まれてしまうのですから、法律で対応しようとするのは当然かもしれません。そうしないと動きが遅くなり命とりになりますから……結局は敗けてしまいましたが、国の政府が謝罪するのは「敗けてごめんなさい」です、「徴用してごめんなさい」ではありません。
韓国の件にしても、まるで賃金を払っていないとか虐待していたとか言うなら気持ちが解らないでもありません。
しかし、めちゃくちゃな作業のさせ方に変えて働かせたとか、意図的に賃金の支給自体が会社からなされていない、といった犯罪は行われていませんから、あんな判決自体があり得ないのです。
『強制徴用』という語を造り出して(いつ頃造り出されたのかは分かりませんが)、それを前面に押し立てて感情を煽り、特別悪逆非道な事が行われたと思い込ませて騒いでいるだけで、事実の検証はどうでもよい様です。

事実は違う、という主張に対する押さえつけの言が「強制徴用しておいて何を言うか!」ですから、会話は成り立ちません。

なんなんだ、『強制』徴用って。