新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

トランプは、米国民の憎悪を煽り分断を狙っていたのか

米大統領選挙での結果はトランプの敗け。以前から言われていた選挙の不正が、今回は結構大掛りだった感じがしないでもありませんが、今のところはトランプの敗けになっています。

 

この結果に対して、逆だろうと思われる評を正しいかの様に流すマスコミには、今更ながらあきれました。

トランプが敗けたのは、トランプが米国民の憎悪を煽って分断を図る言動・行動をして来た事が嫌われたから、と言うのです。

いやいや、私から観るに、憎悪を煽って分断を激しく造り出していたのは『反トランプ』と言って良い側ではなかったか。

対中の事は別にして、米国内においてのトランプの発言を見てみるに、「本当はそう思ってるんだけど、難癖勢力が激し過ぎるので、言うに言えないんだよね」という人達の声を代弁しているかの様に感じます。

レイシスト呼ばわりされ続けたトランプを支持するアフリカ系が、何故少なからず出てきたのでしょうか。

垂れ流し?的報道ばかりで判断する人達は、トランプを憎んでいるかのようです。憎ませたのはトランプの自業自得であるかの様に言いますが、アレコレの情報をザッとでも眺めている人達は、「アレ?トランプの進めている事って、先を見れば差別解消に向かってるんじゃない?」となっている様です。

 

個人のSNSでの発信は、報道機関の発信するものと違って広い範囲で一気に感情を変えられるものではないので、印象を与える力は報道機関のものに比べてすごく小さいし、目立ちません。

トランプ支持的な発信は、報道機関は取り上げませんから一般に広く知られる事もありません。

トランプ支持に回ったアフリカ系の人達は、バイデン支持だと発言した人をいきなり殴ってるんでしょうか。寡聞にして、そういう話は今のところ聞きません。

 

トランプ支持者は、一生懸命働き掛けを

している印象があります。トランプ以前からの政策や現実の流れなどを土台に、差別にも踏み込んで論じている様ですが、反トランプ側はそうではありません。超が付くほど感情が先行した喚きばかりです。

そんな喚きを、民意として報道機関が大量に流し続けています。

「じっくり話し合おうじゃないか」という人が現れる事をもって、「敵を作ってる」とか「分断を狙ってる」とか「憎悪を煽ってる」とか、いきり立つのは平等だの平和だのを激しく言立てている側なのであり、いきり立つ側こそ分断を狙っているのではないかと思ってしまいます、

いきり立つ側の人達も、その多くは一旦国が壊れてしまえば良いなんて思っていないでしょうが、自分達が利用されてるとも思っていないでしょう。

でも、良く考えてみて欲しいのです。アフリカ系の人で裕福でもない人達に何故トランプ支持者が出て来たのか。

このままでは、いつまでも白人と黒人は分断されたまま同じアメリカ人として生きて行けないと感じたからではないのか。

反トランプ側のやり方は、綺麗事の押し付けで取り繕いでしかなく、憎悪による抑えつけでしかないのではないか、そんなでは憎悪は消えず、根本的な解決にならないのではないか、と感じたからからではないのか。

 

現実に、アフリカ系等に対する差別心がそう簡単に無くならない事は解った上でトランプ支持に回ってるのではないかとも考えられますが、こういう人達は憎悪も分断も望まないからこそ、いきなり殴ったりしないのだと思います。

こういう人達には、憎悪や分断を煽っても乗ってくる可能性は低いかもしれません。何故なら、溢れかえるマスコミが流す反トランプの言説に乗らないでトランプ支持に回ったからです。

いきなり殴る人達と殴らない人達、憎悪や分断とくっつくのはどちらでしょうか。

 

トランプは、米国民を憎悪を煽って分断を狙っているとは考えられないのです。

勿論、民主党側だってそんな事は考えていないかもしれません。

民主党内に変なのが沢山?居るという事かも。

フランクリン・ルーズベルトの大統領時代のような、旧ソ連のスパイに政府やマスコミ等々が侵されまくっていた状態になっているのかもしれません。

 

アメリカがダメになっなら喜ぶのはどこか。喜んで、そして何をやるのか、想像に難くないだけに、アメリカにはしっかりして欲しいものです。