新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

韓国、フッ化水素国内生産始まる……?

半導体の生産に必要なフッ化水素ですが、半導体が進化するにともない、フッ化水素の純度も高くならないとダメなんだそうです。
フッ化水素をどの段階でどの様に使うのか、理系が全然ダメな私にはまるで解りませんが、兎に角半導体の生産に必要な物で、これが国内生産できるかできないかは大変な問題なんだそうです。

フッ化水素は、純度によって使える物がちがうんだそうで、液晶パネルには大して純度が高くなくても大丈夫なんだそうです。
ところが、半導体となると高い純度が必要なんだそうで、韓国が国内生産出来る様になったというフッ化水素の純度では、何世代か前の半導体でなら問題なくても、現在のレベルの半導体では商売にならないんじゃないかという話を聞きます。

フッ化水素の生産技術育成を怠って来たのか、「国内生産開始しました!」というフッ化水素の純度は既に中国でも生産出来る純度でした。
半導体で生き残りを掛けるしかなくなっている程に追い詰められているのに、やっと中国と並んだレベルとは悲しくなります(日本もアチコチ綻んでるから他の事は言えませんが)。

生産出来る様になったフッ化水素の純度は3Nです。
3Nとは、99,…%のコンマ以外の9が3個なので3Nといいます。つまり99,999%の純度という事。
ドイツで6N、ロシアだと5Nだったかなあ、記憶はハッキリしませんが、ヨーロッパより低い純度です。
日本は→12Nなんですよ~。コンマ以下の9が12個という、現在は『超高純度』のレベルです。高純度じゃありません、超高純度です。
99,999%の3Nという純度でも、純度が低いという世界ってなんなの?と思ったりしますが、それが現実であります。

低い純度のフッ化水素を、新世代の半導体の生産に使ったらどうなるか。歩留まりダダ下がりになります。歩留まり……合格品の率がダダ下がりになるという事。
加えて、半導体製造装置も壊れる危険が高くなるそうです。製造装置は日本製が大活躍しているそうで、韓国は大丈夫なの?という話が既に湧いて来ています。

まあねえ、中国共産党はロクでもないですから、米国の為というより人類の為に中国共産党を締め上げてる影響が韓国に出てる、という事ですかね。