新兵衛の覚え書き

見た聞いた読んだ浮かんだ思い出した……を書き留めています。

感染者数グラフ、関東だけの違い

感染者数というより陽性者数と言った方がよいでしょうね、症状無くても濃厚接触者をガンガン検査していますから。
インフルエンザだったら、濃厚接触者だかといって検査はしませんものね。

さて、私はAUのスマートニュースで都道府県の陽性者のグラフを毎日見ています。
都道府県のものを毎日見ているわけではありませんが、累計陽性者の多い順に沖縄県ぐらいまでを見ています。
時々、他も見ることは見ていますが、関東だけ他と違う動きのままなのが気になり、久しぶりに累計陽性者数の下位まで見てみました。

他は、ほとんどが第3波の天井より高くなっています。
ところが、関東の多くは第3波に比べ天井が低いままです。
群馬県は高くなりましたが、東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木は高くなっていません。
第3波の天井の3分の2ぐらいのところを横這いに推移しています。千葉が顕著です。
神奈川・埼玉・千葉は、小池百合子の嘘に頭に来ていた様ですが、何か対策を実行して効いているのでしょうか、推移は前述した通り。
この影響なのか、茨城や栃木も同じ様な動きです。
長野と山梨もそうなっています。

第3波の天井の3分の2ぐらいまでしか行っていなくとも、そこで横ばいが続いている事から、累計では多くなるでしょうが、感染拡大!とまでは行っていない様です。
したがって、大阪の様な重傷者が一気に出るという事も回避できるので、自宅待機中に急変しても余裕で対応出来る事になります。
関西圏の様子を見て、こうなる前にと素早く対応したのでこういう結果になっているのでしょうか。
首都圏でも、ググッと増え始めてから対策が動き出した様に見えましたから、陽性者数はもっと増えるかと思っていましたが、あまり増えませんでした。
対策行動に出るのが1日遅れても、陽性者の増加には影響が出るとの認識を、現場がシッカリ持っていたのかもしれません。
ああするこうするとの事が既にキチンと決められていて、「何時でも行けますよ!」となっていたんですかね、東京とかは。
「あ、ヤバくなって来た」というところから会議を開いて支持を出し、現場は支持を受けてから手順やら何やらを検討して動き出す、では遅いのでしょうね。

首都圏やその側の地域は、今後どうなるのかなあ。
それにしても、大阪と兵庫(たぶん神戸とかの瀬戸内側)の死亡者は何故あんなに多いのでしょう。
自宅待機中に亡くなった人の数より、医療機関で亡くなった人の数の方が圧倒的に多いみたいですので、収容先が無くてあんなに死亡者数が増えた、とは言えないですから、この理由が早く解ると良いのですが。

変異株の拡大は、大阪が早かったかと思います。
首都圏より早いって何故?と思っていました。
大阪が早かったのかは、私の間違いなのかもしれませんが、当時はそう思っていました。
それで、他の近畿地区も注目していました。
ところが、陽性者数はどんどん増えて行ったものの、未だに死亡者数は大阪や兵庫の様にはなっていません。死亡率が上がって来ないのです。
大阪・兵庫を見て、変異株のせいで死亡率が上がっているのかな、と思っていましたが、他は死亡率が上がって来ていません。
首都圏も他も、変異株に置き換わっていると言って良い状態になっていますが、死亡率が上がって来ているのは北海道ぐらいかもしれません。
北海道は、第1波の時から率が高かったので、何か別に問題があるのかもしれません。
介護施設での死亡者が集中して出ていたので、率が高いのだと推測しますが、今回の波の大阪や兵庫もそうなのかなあ。そうでないなら、恐いです。
だって、他は死亡率大して上がってませんから。
いったい何が原因なのでしょう。